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夢の羅列<虎プール> 20170818
夢の中で、
私はどこか広い場所で動物たちと大行進をしていたのだが、
詳細は忘れてしまった。
「動物大行進」という感じだけを憶えている。
そして、やはり広い場所、これは校庭だろうか、その真ん中に平屋建ての倉庫があり、
私はその校庭内を歩いていたのだが、遠目に虎がいるのが見えた。
猫が好きで、虎も好きだが、
虎はいくらなんでも危険であるから、私は倉庫に飛び込み、ドアを閉めた。
倉庫は15畳くらいで、四方に窓ガラス、サッシはスチール製で、
青いペンキがヘタクソに塗ってあった。
虎が窓際にやってきて、中にいる私に牙を剥いて威嚇した。
これはマズイ。
虎が本気で私を襲おうと窓ガラスに体当たりをしたら、簡単に割れてしまうだろう。
そんな私の心配を加速させるかのように虎は外で「ウゴー、ウゴー」と鳴いている。
虎が空腹であるのなら、なんとしてでも中に侵入してくるだろう。
とうとう虎が倉庫の屋根に飛び乗った。
当然、私の目線も天井に移ったのだが、なんと、そこにも窓があったのだ。
天窓である。しかも割れている。
あっ、と思ったがもう遅く、虎が部屋に落ちてきた。
ドボーン、と音がして、なぜか倉庫の中はプールに変わっていて、
私も水の中、虎も水の中、端にいる私に向かって虎は太い手で泳いで近づいてくる。
こりゃもうダメか。
虎の顔はもう目前にいて、「ハァーハァー」息が荒いのは気が立っているのだろう。
ああ、もうダメだな。とあきらめた途端、虎は犬のハスキーに変わって、
私の顔をベロベロと舐め始めた
なんだよ、オマエか。驚かせるなよ。
おわり。