以前このブログに書いたように、
ここしばらくレギュラーコーヒーをほとんど飲まなくなっていたが、
昨日、冷凍庫を開けてみたら、去年の10月だったか、それくらいに買った豆が
2種類だけ残っていて、その一つを「まあ飲んでみるか」と丁寧に紙ドリップして、
飲んでみたら恐ろしく不味くて、すぐ吐き出して、カップのは捨てた。
その豆は去年のアイスコーヒー用に買っていたイタリアンローストのブレンドで、
ミルクやクリームに負けないようにロブスタがずいぶん入っているし、
いやよく考えたら買ったのは9月だな。
私としてもこれはたぶん不味いだろうと思って、
「不味いコーヒー豆をなるべく美味しく飲むためのドリップ」をしたつもりだったが、
さすがにダメだった。これはもうアイスでも無理だ。
それで、気を取り直して、もう一種の豆で同じように淹れてみた。
すると、これはかなり美味いのだった。
購入時期はたしか去年の9月か10月で…、やはり9月だな。
10月はたしかずっとパプアニューギニアを買って飲んでいたから、9月だ。
ローストはイタリアンより深いくらいの、もう真っ黒なブレンドで、
水分がほとんどない炭化したような豆は手回しのミルで挽くと
手応えがないといっていいくらいで、
ミディアムくらいのロースト豆を挽く時のそれとだいぶ違うのだった。
浅い焙煎の豆を挽くとカリカリと音がするが、
このマンデリンベースで深い焙煎の豆はスルスルと挽けてしまう。
たぶんそれがよかったのだろう。
冷凍保存に耐えられたのも水分が少ない━━生からより遠い━━ということが、
おそらく原因の多くで、去年に買った時に飲んだ印象とほとんど変わらないどころか、
円熟味を増して、香りも深くまた複雑になり、これはティピカの美味さとは
ぜんぜん違う方向なのだが、素直に美味しかった。
と思ったが、焙煎していない生豆はそのまま長く保存することもあるから、
「生から遠い」ことが味が悪くならなかった原因なのかというと、
違う気もしてくるが、しかしあれか、<生豆>と<少しでも熱を入れた豆>とは
まったく違う次元であるから、生豆が保存が効くからといって、
浅煎りが同じかというと、これは違うな。
話は変わるが、
今までは一日の半分くらいをコーヒーの事を考えて費やしていたのだが、
去年末からコーヒーに興味がなくなって、
それではポッカリと頭の中が空いたのかというと、いやいや
考えることはいくらでもあって、そうはいっても光陰矢の如し。
ここしばらくレギュラーコーヒーをほとんど飲まなくなっていたが、
昨日、冷凍庫を開けてみたら、去年の10月だったか、それくらいに買った豆が
2種類だけ残っていて、その一つを「まあ飲んでみるか」と丁寧に紙ドリップして、
飲んでみたら恐ろしく不味くて、すぐ吐き出して、カップのは捨てた。
その豆は去年のアイスコーヒー用に買っていたイタリアンローストのブレンドで、
ミルクやクリームに負けないようにロブスタがずいぶん入っているし、
いやよく考えたら買ったのは9月だな。
私としてもこれはたぶん不味いだろうと思って、
「不味いコーヒー豆をなるべく美味しく飲むためのドリップ」をしたつもりだったが、
さすがにダメだった。これはもうアイスでも無理だ。
それで、気を取り直して、もう一種の豆で同じように淹れてみた。
すると、これはかなり美味いのだった。
購入時期はたしか去年の9月か10月で…、やはり9月だな。
10月はたしかずっとパプアニューギニアを買って飲んでいたから、9月だ。
ローストはイタリアンより深いくらいの、もう真っ黒なブレンドで、
水分がほとんどない炭化したような豆は手回しのミルで挽くと
手応えがないといっていいくらいで、
ミディアムくらいのロースト豆を挽く時のそれとだいぶ違うのだった。
浅い焙煎の豆を挽くとカリカリと音がするが、
このマンデリンベースで深い焙煎の豆はスルスルと挽けてしまう。
たぶんそれがよかったのだろう。
冷凍保存に耐えられたのも水分が少ない━━生からより遠い━━ということが、
おそらく原因の多くで、去年に買った時に飲んだ印象とほとんど変わらないどころか、
円熟味を増して、香りも深くまた複雑になり、これはティピカの美味さとは
ぜんぜん違う方向なのだが、素直に美味しかった。
と思ったが、焙煎していない生豆はそのまま長く保存することもあるから、
「生から遠い」ことが味が悪くならなかった原因なのかというと、
違う気もしてくるが、しかしあれか、<生豆>と<少しでも熱を入れた豆>とは
まったく違う次元であるから、生豆が保存が効くからといって、
浅煎りが同じかというと、これは違うな。
話は変わるが、
今までは一日の半分くらいをコーヒーの事を考えて費やしていたのだが、
去年末からコーヒーに興味がなくなって、
それではポッカリと頭の中が空いたのかというと、いやいや
考えることはいくらでもあって、そうはいっても光陰矢の如し。