クチナシの和名は「山梔子」「梔子」
原産は日本・台湾・中国など東アジア
クチナシは漢方薬などにも用いられ生薬名は「山梔子(さんしし)」
消炎、止血、利胆、解熱、鎮静などの作用がある。
また、秋になる実は黄色や発酵させて青の色素としてもつかわれる。
(昔の栗金団や沢庵はクチナシの実で着色されていた)
クチナシは甘い梨やリンゴなど果実のような強い香りがする。
そのクチナシは春のジンチョウゲ、秋のキンモクセイと並ぶ日本三大香木の一つ。
この甘い香りが虫を引き寄せる。
一見汚れや花粉と見まがうが小さな虫がたくさん花びらについている時があるほど。
英名はガーデニア。
この英名はクチナシをアメリカに紹介した米国医師で植物学者のA.Garden(ガーデン:1730-1791)にちなむ。
米国では男性が女性をダンスパーティーに誘うときの花としてカトレアかクチナシを贈るマナーがあるという。
(高価なカトレアに対し手に入れやすいクチナシは人気がある)
また、ヨーロッパでは男性から女性に贈る花の定番になっている。
開花時期は、6月から7月。
樹高は、1から9mの耐寒性常緑低木。
花の色は白(徐々に黄色くなる)の一重咲きで、他に八重咲品種がある。
季語は花が夏、実が秋。
花言葉は、
「喜びを運ぶ」
「優雅」
「とても幸せ」
「私は幸せ」
「幸せでとてもうれしい」
「この上なく幸福」
「美しい日々」
調べてみたがプラスイメージの花言葉しか見当たらない。
誕生花である人が羨ましいほどだ。
余談
誕生花の定義は曖昧で由来や定義は国や地域によってまちまち。
ちなみに6月13日の他の誕生花にはアジサイ・ルリハコベ・四季咲きベゴニア・アンスリウム・アンスリウム(赤)・グラジオラス・グラジオラス(桃)・クローバー・シモツケ・シモツケソウ・セントジョーンズワート・ハルシャギク・ブルースタがある。
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