[製品写真が2枚と図が1枚]
動画撮影、特にデジタル一眼レフを使っているときピント合わせに苦労する。
三脚に据えて雲台を使っての撮影でもパンやチルトはともかく。
ズームしたとき。
もっと苦労するのは手持ちでズームもピント合わせもするとき。
多くの場合は背面液晶を見てピントと構図を決めることになる。
最近の背面液晶は大きくなったとは言っても3インチ前後がせいぜい。
中には5から6インチの大きめな液晶をホットシューにつけて撮影する人もいるようだ。
でも重い機材が増えることになり操作性に優れるとは言い難い。
さらには6インチ程度では視力が衰えた老体にはピント合わせが厳しい。
ここで私が動画撮影で使っているカメラはPENTAX K-70またはK-1
正直な話し動画撮影機能はおまけ程度でピント調整は基本的には手動で行ったほうがまし。
(ソニーのデジタル一眼のようにピント合わせが上手いカメラが羨ましい)
そこで探し当てたのがHDMI入力ができるスマートグラス。
メーカーはEPSON
型式はタイトルで紹介したとおりMOVERIO(モベリオ) BT-35E / BT-30E
このスマートグラスをメガネのようにかけてカメラのHDMI出力を見てやろうというわけだ。
©Seiko Epson Corp. / Epson Sales Japan Corp. 2021
使い方を大雑把に記すと、
スマートグラスからでているケーブルを付属のインターフェースボックス(以下「IFBOX」)に接続。
IFBOXにカメラからのHDMI出力と電源になるモバイルバッテリー出力を接続する。
あとはメガネ部分の透過式ディスプレイ上にHDMI出力が表示される。
その見え方は仮想視野2.5m先で40インチ相当。
©Seiko Epson Corp. / Epson Sales Japan Corp. 2021
このスマートグラスの使い勝手が良さそうな点は現実視野を見つつディスプレイ出力を見られる点。
©Seiko Epson Corp. / Epson Sales Japan Corp. 2021
ここでBT-35E / BT-30Eの大きな違いは2点。
BT-35Eは簡易防水で IPx2(ヘッド部のみ)
保証期間が2年
BT-30Eは防水無し
保証期間が1年
価格コムで20210年8月9日現在の価格を調べると最安値で、
その差が約2万円
気がかりな事は点ディスプレイ表示解像度が低めなこと。
仕様は横1280ドット(ピクセル)×縦720ドット(ピクセル)のHD
できればFull HDサイズが望みだがまぁピントが合わせられるならHDでもいい。
ただ、私が思っているような使い方は想定していないと思われるのでその点は・・・。
保証1年・簡易防水無しのBT-30Eでも価格は約6万円。
正直、持ち合わせはない。
2万円・・・・せめて3万円以内くらいなら頑張ってと言うか思い切って購入。
万が一デジタル一眼レフのピント合わせに使えなければ・・・そんな事は嫌だが・・・。
最悪外出時の静止画撮影後のピント確認くらいには使えるだろう。
・・・でも迷う・・・・・と言うか今の価格ではおいそれと手が出せない。
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EPSON公式ページ MOVERIO BT-35E / BT-30E
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