最近は、「蟹工船」等の作品がマンガ化され、好評だそうです。
私は、個人的に興味がある、マキアヴェッリ作「君主論」のマンガを購入してみました、、、。
実は、私は、この本を購入する以前に、塩野七生著「マキアヴェッリ語録」という本を購入しており、読破まではいかないものの、多少は読んでおりました。
そして、人によっては受け入れられない部分もありますが、人間という生き物の本質をグサリとえぐった「君主論」は、一読の価値はあると思います。
(特に、政治や外交にたずさわる方には、必読の本だと思います)
さて、このマンガの内容ですが、「君主論」だけでなく、マキアヴェッリが生まれ、生きていた時代も同時に描かれ、この本が書かれた背景が大まかに分かります。
また、「金で雇われた兵は、命をかけてまでは戦わない」や「敵国を助ける国は亡びる」、「自国を守るには力が必要であり、自国民による軍隊が必要」といった内容は、決して他人事ではないと思います。
(現在の我が国の状況を見てみると、どうしても重ねあわしてしまいます)
「リーダーたる者は人に慕われるより恐れられろ」という一文だけでは「君主論」の真の意味も理解できないでしょうし、内容も若干薄く感じます。
しかし、マキアヴェッリのもう一つの代表作、「政略論」にあるとおり、「民衆とは無知ではあるけれども、真実を見抜く能力をもっている」ので、その能力を研ぎ澄ます為の入門書となれば、よいと思います。
(マンガで読んで概略を知り、より詳しく知りたくなりましたら、活字の本を読む、というのも、一つの手だと思います)
私は、個人的に興味がある、マキアヴェッリ作「君主論」のマンガを購入してみました、、、。
実は、私は、この本を購入する以前に、塩野七生著「マキアヴェッリ語録」という本を購入しており、読破まではいかないものの、多少は読んでおりました。
そして、人によっては受け入れられない部分もありますが、人間という生き物の本質をグサリとえぐった「君主論」は、一読の価値はあると思います。
(特に、政治や外交にたずさわる方には、必読の本だと思います)
さて、このマンガの内容ですが、「君主論」だけでなく、マキアヴェッリが生まれ、生きていた時代も同時に描かれ、この本が書かれた背景が大まかに分かります。
また、「金で雇われた兵は、命をかけてまでは戦わない」や「敵国を助ける国は亡びる」、「自国を守るには力が必要であり、自国民による軍隊が必要」といった内容は、決して他人事ではないと思います。
(現在の我が国の状況を見てみると、どうしても重ねあわしてしまいます)
「リーダーたる者は人に慕われるより恐れられろ」という一文だけでは「君主論」の真の意味も理解できないでしょうし、内容も若干薄く感じます。
しかし、マキアヴェッリのもう一つの代表作、「政略論」にあるとおり、「民衆とは無知ではあるけれども、真実を見抜く能力をもっている」ので、その能力を研ぎ澄ます為の入門書となれば、よいと思います。
(マンガで読んで概略を知り、より詳しく知りたくなりましたら、活字の本を読む、というのも、一つの手だと思います)
そして上記の塩野氏の『マキアヴェッリ語録』、本当の箴言集です。
「人は自分の持ち物が奪われた時よりも、父親が死んだことの方を、早く忘れるものである」(88頁)、辛辣ですね。食い物の恨みは恐ろしいとも言いますから。
自分が学生だった時分、過去の名著を漫画化した本が次々に刊行されました。「五輪書」とか「資本論」、「君主論」も在った様に記憶していますが、結構読み漁りましたね。文字で書かれているとどうしても難解さが先んじてしまい、敬遠しがちな物ですが、先ずは漫画で大枠を把握して、それから文字で書かれた物を読むというのは、経験上良いと思います。
仰るとおり、マンガ版の「君主論」は、画像もイマイチでしたが、その内容も、、、(汗)。
この作品の場合、どちらかというと、「君主論」の内容よりも、その時代背景・マキアヴェッリが「君主論」を書こうとした経緯に、主眼が置かれているように思えます。
(その分、活字の「君主論」や、塩野氏の著書などを、読み返したくなりました)
言葉は辛辣でも、核心を得ているものと、言葉巧みで、意味不明なのとでは、どちらがよいのでしょうね。
>>giants-55さん
この「まんがで読破」シリーズには、蟹工船だけでなく、「資本論」や「罪と罰」、「レ・ミゼラブル」に「わが闘争」等、一読するだけでも大変そうな内容のものがマンガ化されております。
私は、学生時代、「史記」を読んだ事があるのですが、活字は面白かったです。
でも、最近は、読書が億劫になってきております、、、(汗)。
書物も道具なので、上手く活用・利用していきたいものですね。
報道されない、麻生政権の実績、国籍法改正案、人権擁護法案 外国人参政権 国立国会図書館法改正案 沖縄ビジョン・・
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