安全な伐倒作業のために

2012年09月04日 | 授業&実習

9月3日から2年生は地元の森林組合等へ修行に出ており、1年生のみの課業です。

9月4日(火) 1年生は林業では必須の機械であるチェーンソーの基礎訓練を行いました。
今まで学科講習が続いており、本格的な使用は今回が2度目(1.5ヶ月ぶり)となりました。

実習では、まず玉切りを行いました。
両持ちの木と片持ちの木とでは、バーの入れ方が異なり、バーの入れ方を誤るとバーを挟まれます。
バーを挟まれないよう、慎重に玉切りを行いました。

玉切り終了後は、受け口切り・追い口切り・くさび打ちの訓練をしました。

全員が一通り一連の作業を理解した後は、目立てを行いました。

目立ての善し悪しによって、自分の作業に跳ね返ってきます。
何度も目立てを繰り返し、自分のものとしてください。
目立て終了後は、目立て前の鋸屑と目立て後の鋸屑を比べるとともに、鋸断のスピードも体感してみました。

林業における死亡災害の約60%が伐木造材中の事故で有り、特に伐倒中の災害は重大災害に繋がっています。

それぞれが安全な作業方法を身につけ、スムーズな実習が継続できるよう日々精進していきましょう。

これからは間伐実習もどんどん実習の中に入れていこうと思っています。


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