久しぶりに家族旅で沖縄に行きました。
帰ってからまだ数日ですが、ちょっと生活が変わりました。
旅が気分をかえたせいです。
秋のインド旅行のときもそうでしたが、なんとなくマンネリになっていた日常、ただ繰り返していたルーティンを、立ち止まって考え直すきっかけになったのです。
沖縄で迎えた2日目の午前中、わたしは家族とゆっくりと起き、散歩をし、朝食をとり、ふと時計をみると針が進んでいないことに気づきました。
そう東京の自宅で過ごしていたときには、7時のNHK、その後BS1で米英仏ニュースを見たり、その他何か用をしているうちに直ぐにお昼近くになってしまっていたのに。
実ににゆっくりと時間が過ぎているではないですか。
テレビをつけすぎている、意味もないルーティンを繰り返している、からだと気づきました。
それで、自分の頭で考えること、考えたことを書きとめたりすることが少なくなっているのです。その結果、流されている、マンネリになっている。
リタイアして暇なはずなのに、やりたいと思っていることができていない、時間が足りない。読みたい本も積んだまま、内外の政治状況、ウクライナや中東の戦争等々関心あるテーマのドキュメンタリーや報道特集、観たい映画、音楽や伝統芸能等々、録画だけが溜まってチェックしきれない。週4日はテニスをするし、コンサートもときどき行くから。
自分に残された時間は十何年かなのだから、優先順位をつけないと、ホントにやりたいことから先ずやらないと。
何度も思ったことだけれど、沖縄のゆったりした風土が、わたしにまた気づかせてくれました。