私は銀行ではATMを使うことは殆どなく、いつも窓口で入出金している。



そんな中で、忘れる事ができない喜怒哀楽を味わったエピソードがいくつかある。
✴️A銀行 「怒り」
数年前、A銀行である手続きをし、通帳を受け取って帰って来た。
この時点でまだ問題が発生してる事に気がつかなかった。
帰宅してから1時間位、通帳の事など忘れてバッグに入れたまま。
その後、通帳を金庫に仕舞わなければと思い出し、中をペラペラと見ると、全く身に覚えのない入出金がズラリと記帳されてた。
なんなの、これ!と数ページよく見てやっと気づいた!!
この通帳は私のじゃない!
表紙は同じ絵柄のだけど他人の名前が記載されてるじゃないの!
窓口の女性が間違えて他人の通帳を私に渡したのだ。
この時点で、銀行を出てから1時間以上経過していた。
私はずっと家に居たが、なぜ銀行側から電話がないのだろう。
これは大変な事だと、急いで銀行に駆け付けた。
息を切らして担当の女性の所に駆け寄ると、申し訳なさそうな顔もせず、何事もなかったように囁くような小さい声で「すいません」と一言だけ声を出して、私の通帳にポケットティッシュ1個を付けて
渡された。
その他には何の言葉も無く「はい、さよなら!」という表情を見せたので、私も何も言えずに自分の通帳を持って銀行を後にした。
結局、彼女からは、心がこもってない「すいません」の一言だけの謝罪で終わった。
帰り道は失望と怒りで手が震えたわ。
「ちょ、ちょっと! あなたは大きなミスをしたのよ、お世辞にも申し訳ない顔をして、大きな声で謝るべきよ!
支店長を呼びなさい!!」って言ってやりたかったわよ。
でも、そうしたら私はカスハラ、ユーザーになって、もうA銀行には行けなくなるから、ぐっと我慢したわよ。
通帳を渡し間違えたミスは許せる。
人間だからミスもあるでしょう。
しかし、その後のフォローが許せない!
私が気付くまで1時間以上もあったんだから、すぐに私に電話して、そちらから交換に来るのが当然じゃないの!
少しくらい誠意を見せてほしかったな。
それどころか、私が返しに来るのを待ってたとはね。
きっと上司にはミスを報告しなかったんだ。
まあ、銀行にはミスは絶対無いと、家に帰るまで通帳の確認などしたことのない私もマヌケだったんだ。
ふと、被害者はもう一人いる事に気付いた。
私が受け取った通帳の持ち主。
その人はどんなアクションをしたのかな。
私の分まで怒りをぶつけてくれたなら良いな〜

✴️B銀行 「驚嘆」
A銀行とは全く反対のフォローをしてくれたのがB銀行でした。
定期預金が満期になり、元金と僅かな利息を受け取ってきた。
その時には投資信託を散々勧められ、けんもほろろに突き放して帰って来た。
その日の夕方、そのB銀行から電話があった。
先程の担当女性からで、まだ投資信託を勧めるのかと思ったら意外な話しだった。
「先程、お渡しした利息ですが、こちらのミスで9円少なく渡してしまいました。」と言うのです。
9円!!(900円でも9000円でもない1円玉が9個)
私「9円ばか結構ですよ」
B「いえ、そんなわけにはいかないのです、それで今からお宅にお届けに伺いますがよろしいでしょうか」
私「え〜、それなら次回、私がそちらに寄った時に頂くことにしましょう」
B「いえ、それはできないのです。
本日中にお返ししなければならないのです。」と言うではありませんか。
B銀行から我が家まで車で片道30分かかる。
1時間後、本当にやって来たわよ。
現金9円を綺麗な封筒に入れて、銀行で預金者に下さる生活用品を袋にいっぱい詰めてお詫びに持ってきてくれました。
たかが9円と思うけど、銀行にとっては、されど9円なのね。
1円でも合わなければ帰れないとよく聞いたが、本当なんだと思った。
B銀行のミスのフォローには、こちらが恐縮するくらいだったな。
A銀行とは天と地の差だわ。
そして、9円という僅かなお金でも軽視してはダメだと教えられました。
まさに、一円を笑う者は一円に泣くですね。

✴️C銀行 「不甲斐ない」
これはミスではないけど、つい最近、C銀行で300万円を出金して他銀行に移そうとしたら、300万円はすぐに用意できないと言われたのです。
何千万円ならわかるけどさ、300万円が用意できないとは情けない。
それでは明日なら大丈夫ですか?と聞くと1週間後になりますだって!
それで1週間後に、ようやく受け取れましたよ。
以前、郵便局の支店でも同じ事を言われた事があったけど、自分のお金も簡単に引き出せないとは参った!
銀行の対応も色々ですね。
皆様も不快な思いをされませんように。
ここまで読んで下さりありがとうございます。
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