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生活保護不正受給、4年で1・5倍に増加…厚労省

 厚労省のこの発表の裏には、自治体に通達により違法な保護申請拒否を暗に促し、その結果、北九州市をはじめとした自治体において、少なからぬ人々が餓死したり、自死している事実を隠蔽化する意図があるだろうことに留意したい。事実を公表するな、と言ってるわけではない。不正受給の事実を公表する一方で、保護件数抑制が多くの人々を死に至らしめていることも誠実に公表しろバカたれが。
 この手のニュースが流れたら、ニートやら、ワーキングプアやらが、一斉に保護受給者叩きをエスカレートさせるんだろうな。そりゃ、向けられるべき怒りの矛先がちがうでしょうがと言ったところで、言うだけ無駄。不毛な抑圧移譲が続いていくんだろう。


生活保護不正受給、4年で1・5倍に増加…厚労省
 2005年度の生活保護費の不正受給額は、前年度を約10億円上回り、約71億9000万円だったことが5日、厚生労働省のまとめでわかった。
 01年度(約46億7000万円)と比べ、約1・5倍に増加している。
 厚労省によると、件数も1万2535件で、前年度比で1624件増加。内訳を見ると、働いて得た収入をまったく申告していなかったケースが53・4%と最も多く、働いて得た収入を過少申告していたケースも加えると、63・5%だった。「各種年金などの無申告」も15・5%あった。
(2007年3月6日1時49分 読売新聞)

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