人間の狂気と哀しみを、ゲラゲラ笑わせながら徹底的に描き出す点において、たけしはやっぱり天才だ。 ただ、ハッピーエンドにしたのはいただけない。最期は、吐き気をもよおすほどのあとあじの悪さを残してほしかった。 たけしもさすがに毒気が抜けてきたか。 “好きなことを追い続ける大切さ”“支えてくれる人の存在”を描いた、愛と幸福の物語! ・・・バカバカしい。そんなわけないだろ。www