今日のNHK「クローズアップ現代」は、「“キレる大人”出現の謎」。
「電車で携帯電話の使用を注意したところ無視され殴る」「病院で待たされ看護師に暴行する」。ここ数年、些細なことで突然感情を爆発させて怒り暴力に訴える、いわゆる"キレる"大人が増えている。暴行事件で検挙された20歳以上の大人は、ここ10年で4倍以上に達した。そして、その多くが普通の市民たちである。実は最近の研究で、強いストレスによって「セロトニン」といわれる脳内物質が破壊され、キレやすくなることが解明されてきた。その一方で昔の"雷おやじ"のような厳しく叱ることと、"キレる"ことが混同されているのではないか、という指摘もある。なぜ大人たちは"キレる"のか?その原因と対策を徹底検証する。
(NO.2458)
スタジオゲスト:春風亭小朝さん(落語家)・齋藤孝さん(明治大学教授)
(NHKのウェブサイトより。)
わたしは、先祖代々の基地外の血筋を受け継いでいるわけだが、自らの攻撃性を抑制する努力は若いときから続けてきたつもりだし、お客さまである学生にはもちろん、普段の生活のなかでぶち切れるようなことはほとんどない。番組のなかで紹介された、過度のストレス→うつ→攻撃性の亢進という仮説は経験的にも信憑性が高いように思う。激烈な攻撃性が内に向かうと自傷・自殺、外に向かうと他者への暴力となって発現するというのはおぼろげながらも経験的にわかっていたが、「うつ」という媒介変数が明確になったことで、問題の本質が明瞭になった感がある。
理由がなんであれ、キレるというのは、ほんとうにはた迷惑で、番組中わけーもんが言ってたとおり見苦しいことだ。
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