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日本の企業は「農耕型経営」か

【すごいぞ日本】論考編IV(上)「狩猟型」経済のもろさ露呈

 「狩猟型経営」と「農耕型経営」という類型化はたしかにとてもわかりやすいんだが、顧客を囲い込み手厚いサービスでつなぎとめ、安定的・固定的・永続的な収益を得ていく経営を、いまどき、日本企業が続けているわけじゃなかろう。バブル経済の崩壊とその後の「失われた10年」の負債があまりに重すぎて、「カジノ経済」に踏み込むのに慎重であった、ただそれだけのことだろう。
 さて、株式市場も為替相場もパニック状態に陥っているわけだが、「狩猟型経営」で一攫千金を狙う連中の次なる獲物はなんなのかが気になる。ITバブルも住宅バブルも、そして原油バブルさえも崩壊した。次は「環境」か。それとも、がつがつ金銭的欲望をみたし続けることをよしとしない新しい文明が根付き、「定常型社会」が実現するのか。こうしたことを考える上でも、この「金融恐慌」がどう展開していくのか、興味は尽きない。

 やっとこさ、パソコンのセットアップがほぼ終わった。買い換え時は心の準備ができてるのでまだいいんだが、突然のトラブルで対処に追われるのはとても疲れる。買い物をするお店はしっかりと選ばないといけませんな。

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