旧町名が、大塚坂下町という山と谷が入り組んだ場所が有る。
その高低差は階段で結ばれており、至る所に階段が存在し、階段が有ればそこを降りたい(または登りたい)と誘惑に魅かれる。
その先に何が有るのか確かめたいという衝動に駆られてしまうのだろう。
こつりこつりと階段を下りても、ただ静かなまちなみが有るだけだ。
細い道が入り組んでいて、所々に新しいマンションやアパートが建っているが、まだまだ古い街並みも残っている。
どことなく懐かしさを感じさせる佇まい。
たまにだけど、前に来た事が有るのか、それとも夢で見たのかデジャブになる時が有る。
その場の空気感、光の当たり具合、微かな雑音、その一瞬の佇まいがそう思わせるのかもしれない。
そんな佇まいを映像として残したいけど、結局はその時の気持ちの持ちようだったりで上手くいかない。
階段は色々なデザインがあり面白い。
意味も無く登り降りしてしまう。
高低差があると前後左右の移動だけでは無く上下もあるので、より立体感を感じる。
奥に行くと、やはり井戸ポンプを見つけてしまった。
何となく、有りそうな箇所が想像できる様になった(そんなものあってもしょうがないが)。
猫吉くんも幸せそうだ。
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