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教育のとびら

教育の未来を提言 since 2007
presented by 福島 毅

記録作業のノートから学びのノートへ

2008-08-18 | 勤務校時代の実践
生徒のノートをテスト前あるいは、テスト後にチェックすることがあります。すると、教師が板書した内容がとても丁寧に書かれている生徒(特に女子)を目にします。  色とりどりのマーカーがほどこされており、字も丁寧です。つまり、見た目については美しいノートになっています。・・・・ ではテストの点数はどうかというと・・・ もちろん、点数が高い生徒が綺麗なノートであるという相関が高いと一般的には言えるようですが . . . 本文を読む

授業力向上セミナー開催

2008-08-18 | 勤務校時代の実践
去る8月4日、市立松戸高校多目的ホールにて、授業力向上セミナーを開催しました。 小学校から高校までの先生方、教育関係の民間の方など、50名が集まりました。 特に、パネルディスカッションでは市内の小中高の先生5名のパネルとなり、いろいろ学校種を越えた情報交換ができてよかったのではと思います。 話題の中で公開可能なものについては公開していきたいと思っています。 さて、この議論の中で、「良い授業 . . . 本文を読む

学びプロジェクト -振り返り-

2008-07-30 | 勤務校時代の実践
学びプロジェクト -振り返り- 学んで知ったことをまとめ、発表(公表)したら、最後に振り返りのステージになります。 これは、経験を振り返ることが、次回の経験に活きるからです。 ここでは、1人の作業としての振り返りを想定しています。 (1)評価項目の策定・振り返りシートの作成 評価するのには、どういった観点で評価するのか項目立てする必要があります。これは、プロジェクトが終わってからというよ . . . 本文を読む

学びプロジェクト -知の共有と開拓 -

2008-07-30 | 勤務校時代の実践
学びプロジェクト -知の共有と開拓-   学びプロジェクトの最終章は、知の共有と開拓ということです。 自分の人生で知ったことを全く他人に知らせず、その生涯を閉じることも可能です。しかし、それを人類が共有できる資産とすることは素晴らしいことではないでしょうか? 自分の知もまた他人から与えてもらったと考えることができれば、その恩返しとして自分の知を与えるという考え方もまた大事な気がします。そして、知を . . . 本文を読む

学びプロジェクト -チームでの協働-

2008-07-30 | 勤務校時代の実践
学びプロジェクト -チームでの協働- いま、企業にしても政府にしても新たな枠組み・経営の工夫が求められています。しかも、こうした問題の解決にあたっては、1人の能力で解決できる単純なものは少なく、多くの人の共同作業やプロジェクトとして行われます。こうした、チームで仕事をするときのスキルというものも学んでおく必要があります。 (1)共同で作業する意義、チームワークとは 共同で作業するとは、考え . . . 本文を読む

学びプロジェクト -能力開発-

2008-07-30 | 勤務校時代の実践
学びプロジェクト -能力開発-  学びプロジェクトの他のブランチとはちょっと異質なジャンルとなります。 学ぶことは、脳の働きと関連が深く、脳の記憶や思考のメカニズム、認知メカニズムと関連させて能力開発をすることによって、調べたりまとめたり思考判断したりといったことが、より効率的に行えると期待できます。これらの紹介をします。自分にあったものを取り入れていくとよいでしょう。 (1)脳の仕組み . . . 本文を読む

学びプロジェクト -自己表現・発表-

2008-07-30 | 勤務校時代の実践
学びプロジェクト -自己表現・発表 - ここでは、まとめた内容をいよいよ発表・公表する場面においての学びです。 (1)口頭発表・ポスターセッションの方法と実践 まとめた内容を口頭(スライド併用あるいはレジメ併用を想定)あるいはポスターセッションで発表する場合のコツです。口頭発表では、オーディエンスに対してこちらが主導権を持って話しますが、リアルタイムに反応をみながら流れを最善のプレゼンを . . . 本文を読む

学びプロジェクト -まとめるー

2008-07-30 | 勤務校時代の実践
学びプロジェクト  -まとめる- 情報をまとめること、考えをまとめること、相手にプレゼンテーションしたり、発表する前段階としてのまとめの仕方全般について扱います。 (1)ノートの取り方・図解表現による理解 ノートを取ることはすなわちまとめることにも繋がるわけですが、ただ、先生や講師の板書内容をそのまま写すのではなく、そこに何らかの付加価値をつけながらノートをとるにはどうしたらよいのかについ . . . 本文を読む

学びプロジェクト_考える・問題発見と解決

2008-07-30 | 勤務校時代の実践
学びプロジェクト -考える・問題発見と解決- 知識として知っていること、あるいは新たに知ったことから、考えるプロセスを考えてみたいと思います。料理でいうと、料理の素材がそろい(知る・調べる)、どう料理するかの料理方法をみていくことになります。 (1)批判的な思考 批判的な思考とは、ケチをつける、非難するという意味での批判ではなく、よく吟味するという方が近いかもしれません。ロジカルシンキング . . . 本文を読む

学びプロジェクト_知る・調べる

2008-07-30 | 勤務校時代の実践
学び方の学び -知る・調べる- (1)話の聴き方・メモの取り方・質問の仕方 人の話の聴き方やメモの取り方といったものは、ノウハウなど一見、ないようです。 しかしながら、話を単に漠然と受動的に聞くのと質問を考えながら「なぜなのだろう?」と能動的に聴くのとでは脳にインプットされる量や質が変わってきます。 また、優れたメモは、後にアウトプットをしていく上で非常に重要な要素となります。授業や講演会後の . . . 本文を読む

学びプロジェクト_学ぶ環境づくり

2008-07-30 | 勤務校時代の実践
学びプロジェクトの「学ぶ環境づくり」のブランチの話題です。 学びの環境としては、物理的な環境、健康面の環境(肉体と精神面)ともいうべきものがあります。 (1)生活習慣 生活習慣がきちんとできているか、きちんと栄養ある食事をとっているか、睡眠時間が安定して確保されているかということは学習のまさに基本です。学校で居眠りの多い生徒は、学習法といった細かなテクニックよりもまず、このへんの基礎を改 . . . 本文を読む

学びプロジェクト -学びの意義・意味-

2008-07-06 | 勤務校時代の実践
学びプロジェクト -学びの意義・意味- ここでは、ヒト(人)はなぜ学ぶのか? といったことを取り上げます。 生徒の中には、「なぜこのような勉強が必要か?」という疑問を思いながらも、それを押し殺して勉強をさせられている場合が多いのではないでしょうか。 一度、こうした問題について、徹底的に考えてみるのもまた学びではないかと思っています。そして、単に「受験のため、将来のため、資格や技術のため」といっ . . . 本文を読む

学びプロジェクトの全体像

2008-07-06 | 勤務校時代の実践
現在、当ブログサイトでは、学びプロジェクトを立ち上げ、人にとって必要な学びを体系化し、整理していこうとう試みを行っています。 この中で、学びにはどういったシーン・段階・カテゴリーがあるのかを、ある程度整理していく必要があると考え、マインドマップ方式でまとめつつあります。 今回は、その全体像とブランチとして別れている個々の学びについて、特集していきたいと思います。 まず、全体像ですが、以 . . . 本文を読む