大生命の方程式

人間から新人類へと進化と次元の仕組み。
人間能力が開化する時。
炭素系人間から珪素系人間にと変身し新人類と成る。

力ルマの法則 その4 カルマの総量

2009-07-18 10:05:33 | カルマの法則

我々か生れて来た時、
もし善悪のカルマが全部
果されなければならないとしたら、
我々の人生にはあまりにも
苦痛や悲しみか多すぎて、
人生の戦争をたたかい抜く気持を
失ってしまうことだろう。
だか、努力か巧を奏して、
善い方が多くなるように、
再生に当って、各魂の為に注意深い
調整が行なわれるのである。
この調整はカルマの神々に
よって行われる。これ等、
恵み深ぃ智恵の神々は、ロゴスの
プランに従ってカルマの裁決者と
なるのである。カルマの神々は
報いるわけでもなければ、
罰するわけでもない。ただ、
人間自身の力の一働きを調節する
だけである。それで人間のカルマか
進化の一歩を進める助けと
なるのである。
38図は人問のカルマの総量、
即ちその人の凡ゆる過去世で
たくわえられた力をあらわす
円である。この円は白い部分と
陰影のある部分とから出来ている。

        第38図
白い部分は善カルマの量を表わし、
斜線のある部分は悪カルマの量を
表わす。個人のカルマの総量を
100単位とすると、
図では善と悪の関係は2:3の割合に
なっていいる。だからaebcaの
部分は40単位の善カルマを表わし
adbcaは60単位の悪カルマを
あらわす。過去に積まれカルマの
総量を考えることは、印度哲学では
“サンチ夕”即ち積まれたカルマと
して知られている。
このカルマの総量の中から、
カルマの神々はその魂の新しい
人生の為に或る量を選ぶのである。
この総量の4分1が新しい人生の為に
或る量を選ぶのである。
この総量の4分1が新しい人生の為に
選ばれたと想像してみよう。
この4分1は図のccdaで
表わされている。この中、
ecaは10、7単位で善カルマを
表わしている。
この善と悪との割合は総量の時の
2:3ではなく13:4となっている。
このように当然と思われる
配分よりも善の割合が多くなって
いるのである。カルマの蓄積の中の
これだけを携えて、魂は再生する
のであるが、これをサンスクリット
ではプラーラプダ、即ち“出で立つ”
カルマといわれている。
これか回教でいう誕生に当って神か
各善魂の百に結びつける
“運命”なのである。
39図はこのプラーラプダ、
カルマを示すものである。
その善いカルマは白い部分で
fighfあり悪ぃカルマは斜線の部分で
fhgfである。過去の凡ゆる生涯での
カルマの総量の中の善の比率よりも
多くのよいカルマが新しい人生の為に
選ばれたのである。つまりfjhfの
部分はカルマの総量に従った善の
割合であるが、それよりももっと
大きいfighfの部分は新しい
人生の為に実際に選ばれた
善いカルマの割合である。

         第39図
 カルマは力である。
力は自らを消費しながら“仕事”を
して行くのである。この“仕事”が
36図に示された反動を
人生にもたらすのである。
人生が送られて行くにつれて、
39図に示されているカルマは
だんだんなくなっていく。しかし、
カルマの為す“仕事”は反動に
よって新しいカルマをつくって行く。
この様にしてつくられるこの
新しいカルマは、人間の智恵に
従って、善いカルマ、
或いは悪いカルマとなる。
若し苦痛が従順と同情を教え、
悲しみや苦悩に処して自分のした
悪を正す労力に拍車をがければ、
また若しよく理解して
“カルマの不債”を払うならば、
その人の生み出した新しいカルマは
善いものであって決して悪くはない。
しかし、支払うべき負債を恨み、
性格が頑固となり、他人に不幸を
及ぼせば新しいカルマは悪となる。
実際には、我々の多くは、カルマの
負債を払いながら、善悪まぜこぜの
新しいカルマをつくって行く。
我々の中の賢明な人だけが悪よりも
善のカルマの方を多くつくって
行くのである。



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