ロシアもウクライナも「そんなに撃つ弾があるんなら半分売ってくれよ」と思っただろうことはさておき。。。
ハマスはテロ集団、イスラエルは正義の国家、みたいに言われますが。。
この中東の情勢って、そんなに簡単なものじゃないんですよね。
キリスト生誕のころは、ユダヤ人は少数派
第一次世界大戦のころから、ユダヤ人が集まり始め、イギリスがユダヤ国家建設を後押ししたようで。。。
第二次世界大戦後、ホロコーストで同情を集めたシオニズムに押されてアメリカ合衆国などが国際連合でパレスチナ分割決議を採択し、それに伴いイスラエルが建国。
イスラムの地域に、ユダヤ国家を作ればそれは揉めます。
そして、国連決議による領土分割案も、その後の中東戦争やらで、イスラエルが支配地域を倍にする展開。。。
イスラエルのこの動きは、ロシアの思考も同じで。
要は、自国の本来領土に、石を投げて届くようなところが国境だと恐ろしくてたまらないから、国境線を遠くに設定したいわけです。
欧米の植民地主義や、中国の海洋進出とは全然異なります。
目下、クリミアを占拠し、ウクライナ東部を占拠するロシアが侵略者として非難され、国境線を戻すまで収まりそうもない反面
ゴラン高原、ヨルダン川西岸、ガザ地区 などを占拠しているイスラエルはそのままと言うのもおかしな話です。
そもそも、テロと言うのも、
日本の場合、特定秘密の保護に関する法律第十二条第二項では、テロリズムの定義として、「テロリズム(政治上その他の主義主張に基づき、国家若しくは他人にこれを強要し、又は社会に不安若しくは恐怖を与える目的で人を殺傷し、又は重要な施設その他の物を破壊するための活動をいう。)」 と規定されているが。
「国家若しくは他人にこれを強要し、又は社会に不安若しくは恐怖を与える目的」なのかどうかは加害側の意思によるものだから表明がなければわかりえず、単に被害側がその結果の被害において、目的を断定しているだけなので、それをテロと言ってよいのかと言う議論はある。
すなわち、テロに対する報復と言うのも、報復を受けた側が、同様にテロと認定しうるわけで、大声で言ったもの勝ちにしかなりません。
10式戦車 (記事には関係ありません)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます