今日は仕事休みで、

私もいいおばさんにならなきゃなぁ、と
午前中出かけた後の帰り道、
溜まってしまった
不燃ごみを出してしまおうと
市の不燃ごみ処理場に向かった。
案の定、
朝からの雨がみぞれに変わりつつあり、
タイヤを交換してない私は
本格的な雪に変わる前に帰らなきゃ、と
急いで処理場へ。
処理場ついた時は、
たいぶ雪に近い降りになっており、
こんな天気でも屋外でカッパを着て
分別作業に当たってるおじさんたちを見て
わ〜、大変〜、と心の中で敬意を表した。
入口で車ごと計測の測りに乗る。
市民であることの証明に、免許証の提示。
私は車に乗ったまま、窓を開けて
免許証を出して見せた。
受付のおじさんは愛想良く
タオルに大事そうに免許証をくるみ、
「濡れちゃうといけないからね〜」と。
雪に降られながらも、ちょっとした軒下で免許証の中身と(たぶん)車のナンバーを
メモ書きして、
建物内で測りの数字を見ているおじさんに渡す。
タオルおじさんはまた大事そうに
免許証をタオルにくるんで
運転席まで持ってきてくれて、
「じゃあ進んでいいですよー」と
次の指示をくれた。
計測場を出て50メートルほど直進したあたりで、
これまたカッパを着たおじさんが
「こっち、こっち、」と手招きしてる。
指示された場所に車を停めて、
トランクを開ける。
ちょっとぶっきらぼう気味に
「どれ出すの⁉︎」「これは何?」
「あ、これはごみじゃないんで出さないです。」
「出すのはどれ⁉︎」
あくまでブッキラボー。
「あ、この扇風機と、洗濯ピンチと‥」
「洗濯ピンチはあそこ。扇風機はあそこね!」
いよいよ本格的な雪になってきた空を見上げながら
扇風機とその他諸々を持って、
指定された場所まで運ぶ。
そしたら、途中でさっきまで仕分けしてた
違うおじさんが歩いてきて
「いいよいいよ、そんな重いのもたなくても。貸して貸して、大丈夫だから。」と
私の持ってた不燃物ごみを
一気に引き受けてくれました。
タオルおじさん
計測おじさん
ブッキラボーおじさん
いいよいいよおじさん
4人のおじさんに見送られて、
不燃物処理場を後にしました。
雪はいよいよ激しくなり、
あたりは一気に冬景色になりそうな日。
寒い中でも頑張って働いてるおじさん達に
心の中で「ありがとうございます」と
お礼を言いました。
帰ってきたら、ベランダにある洗濯機に
少しずつ雪が積もり始めてました。

優しいおじさんの言葉に心があったかくなった一日。
私もいいおばさんにならなきゃなぁ、と
思った寒い寒の戻りのある日の出来事でした。
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