今年の夏休みに伊豆でキャンプした時に「貴重な場所である」と、改めて骨身に滲みて感じた場所での企画、〝キノコキャンプ〟に参加してきました。
まぁ、ここ2年程行っていませんでしたが、この言葉を使わせていただきますが「いつもの山」、長野県大町市〝森のくらしの郷〟です。
行きしなには、岡谷のJCで名古屋方面に行ってしまうという初歩的なミスを犯してしまいましたが、それが幸いして、松本空港の周りにある公園という素敵な場所を発見できましたし、ジャックも数回のゲロを吐きながらもなんとか我慢してくれましたし、行きはなかなか楽しいものになりました。
到着してみると、今回も合鴨をさばくと言う事で、生前の姿を感謝を持って撮影です。
この合鴨君、大町にて自然農法で稲作を行っている方の田んぼにて働いてくれた合鴨達で、数回のキャンプにて、一般的に、〝食は命の上に成り立っている〟ことを実際の体験を通して実感していく為の教育として、生きているところから肉になっていく所まで受け止めたい人は見て受け止めていくという時間を創っているキャンプのひとつなんです。
で、初日はキノコ狩り。
熊に注意しながらサクサクっと回って、この位採れました。
夜は、当然、焚き火を囲んでの飲み会。
子供達は、放し飼い・・・
東京ドーム20個分の敷地面積を誇る以前のこの場所は、オートキャンパーは夜逃げするようなハードな面を持っていましたが、現在は幾分ソフトになっているので、意識が高いアウトドア好きな人には格好のフィールドになっているようで、なかなか面白い事をやっている人達が増えているんです。
因みに、下の写真は、過去に行われた〝親子でツリーハウス造りキャンプ〟で、実際に造られたツリーハウスで、各々独立していたものを連結させたようで、子供の戻って遊びたくなるような出来になっています。
初日に夜は、子供達が肝試しをするというので、3号の実体験を基にした怖い話ブログ〝太陽の満ち欠けⅢ〟の中から、酔った頭で掻い摘んで2~3聴かせてあげ、その天罰か、酔って暗い所では見えない老眼の身には応える真っ暗な林道を子供達と一緒に回る羽目になってしまいました。
2日目は、合鴨と山ぶどう狩り。
苦しまない様に頚動脈を二箇所切り、その後、湯通しして羽を抜き捌きます。
すべて大人の希望者のみで行われました。
この記事を読んで〝残酷〟と思われる方々もいらっしゃるとは思いますが、牛・豚・鶏・羊・馬でさえ見えないところでは生きていて、それが食肉として売られていて、それを食し、美味しいと舌鼓を打っている以上、知ることが重要だと思い、今回は掲載してみました。
合鴨の捌きが済むと、肉の熟成を待つ間、今度は山ぶどう狩り。
だいぶ豊作でしたが、その一方、栗が不作でした。
何日か前、長野駅に熊が出たなんてありましたが、納得な山の状況です。
山ぶどう狩りから帰ってくると、子供達は放し飼い、大人達は夕食の準備。
合鴨をニンニクで炒め、合鴨ラーメンのスープを作ります。
もちろん、3号はウロウロしながら呑んでいます。
そしてジャックは、小学1~2年生の女の子に盛って腰を振っていて恥ずかしいったらありゃしない・・・
出来上がった合鴨ラーメンは極上の出来、残った部分は焼肉で、これもまた極上。
酒と冗談とマジな話で盛り上がる山の中で、やはり寝たのは12時ころ。
これでも早いほう。
最終日は、渋滞への嫌感、もりくらへの愛着、1号の遊びの状況から16時頃まで過ごし帰路に着きました。
それにしても、最近、居心地の良さから、離れた場所でテントを張ることが少なくなりましたが、家族だけで過ごすより、誰かしら子供が集まっているところにいるほうが1号のためになるはずで、もはや、独身時代の様に、3号の為だけにはいかないのが複雑なところでしょうか・・・
次の話をすれば、11月に行われる〝鍬の峰登山〟、冬に行われる〝カモシカ調査隊〟に、1号だけが参加。
興味のある方は、こちら。
あとは、1号が高学年になる頃に、ツリーハウス造りを開始。
そんなところでしょうか・・・
山で御一緒しましょう。
命を喰らって生きてるんですよね・・。
もっと、在り方を考えなければなりませんね・・orz
料理が出来上がる頃には、あの流血シーンなどすっかり忘れ、「美味しい」の大合唱でしたよ。
このプログラムでもっと学びを多くするとしたら、リードが上手な人が居なきゃなりませんが、変に感傷的になっても、実際の市場ではもっと残酷なことに、実際の状態よりも設定された日時で廃棄されるのが現実ですからね・・・しかも、毎日、全国的で・・・
そう考えると、買えば余計な命を奪わなくていい物を、わざわざ受け止める為に奪うのならもっと効果性を上げる方向にするべきだと思いますが、かといってそうすると己啓発セミナーになってしまい、拒否反応だって起きるでしょうし・・ただ、どういう風に絶命していくか見送るだけでも、受け取れる人は想像以上のものを受け取っていると信じていますから、押し付けがましいことを発信せず、淡々と進める方法も有りかなと思います。
それはそうと、angirs6さん、冬の森くらに王子と姫を連れて参戦しませんか?
雪の中、カンジキを履いて源流探検、そのまま尾根から麓まで、普段は歩けない道を雪が積もっているのをいいことに、お尻で滑り降りるのを気に入って貰えると思うのですが?