フロントとプロント

週末の土曜日、ジャックを３回目の予防接種に連れて行ったのはいいのですが、BBQ用の設備を屋上まで上げるのがかったるくなり、折角取り寄せた肉を解凍することの無いまま月曜日を迎えてしまいました。

ところで日曜日、この御時勢に好調な、２号の仕事を事業化するべく、産まれて初めて〝経営コンサルタント〟なる人種と接近遭遇してきました。

この人物は、今まで名前を聴いた記憶がありましたがお会いしたことが無い人物で、３号が〝兄〟と勝手に思っている年上の友人からの紹介。

話の内容などは端折りますが、既に名乗りを上げているこちらの参加者の国名や人数を挙げていくと彼なりにビジョンが広がったらしく、日本語以外全く駄目な現実を置いてきぼりにして、アジア諸国への展開にまで話が飛躍していましたが、２号が海外へ出張して美味しいものを食べている間、３号はジャックのウンチの始末をしていると思うと、思わず邪魔したくなります。



次回は、我が家でコンサルタント料金とかの打ち合わせすることになっていますが、今回、待ち合わせの時に面白い事が起きました。

その友人からのメールで、

◎◎ホテル、１階　『プロント』　に１６時

と、連絡を貰ったとこまではいいんですが、常識的にホテル１階にはフロントが在ると思っている３号には、もはや『プ』の小さなマルなんて見えないんですよね。　

到着してみると、ホテルの１階には喫茶店『プロント』。

それを見ても、すぐにはピンと来ない３号。

〝もしかして、この人？〟と思う人は、既にプロントでコーヒーを買い着席しています。

向こうが「間違えてない？」と思い込んでいる３号は、５分前にしてプロントにて待ち合わせに成功しましたが、年をとり頑固になった脳に先入観が加わると怖いものがあります。

なので、初見からずっこけた印象を植え付けてしまったかもしれません。

クリアしなければならない課題は山積みですが、一歩踏み出す前の準備は万全にしていきたいと思います。