12月の第一週に集まったにも関わらず、土曜日、新年会で集まってきました。
うなぎやさんの御好意で閉店後の店舗を貸していただき、寛いだ、とても良い時間になりました。
もちろん、今回も銭湯に寄ることを忘れてはいません。
今回は、西荻窪の〝文化湯〟
ナビに地点登録したのですが、GPSの電波をキャッチする前に到着してしまいました。
どうも、〝鼻〟のほうが高性能のようです。
特別何かが混ざっている訳でもないのに自宅風呂より暖ままったうえに、足を伸ばして入れるんですから、銭湯って好いですよね。
風呂からあがり、持込み用の酒を担ぎ、ブラブラと店に向かうのですが、15分ほど早く着き、待ちながらのビール。
そうそう、どうして間を置かないで集まってしまったかというと、前回〝すっぽん〟の話が出て、食べたことが無い3号が、どうしても食べてみたかったという個人的な理由なんですが、それでも何も言わず集まってくれ、おまけに楽しい時間になってしまうのですから、感謝感謝。
ほんと有難かったのが、前回食べて忘れられなくなった柳川鍋。
1匹1匹、開いているんですよ。
ぬるぬるした物に随分と丁寧な仕事、職人さんて、凄いですよね。
お刺身・焼き鳥・肝焼き・姫サザエ
(箸を付けてからの写真でスイマセン。)
口に入れるたびに一番美味いと思ってしまうので順位は点けられませんが、刺身は頬擦りしたくなるもの、焼き鳥には〝品〟が有るんです。
いくら忘れっぽい3号でも、こんなに美味しくちゃ次回の場所に困るってもんです。
そして、持ち寄った酒が、これ。
一升瓶じゃないところが、年齢を語っています。
夫々が、夫々のセンスで持ち寄るのって、なかなか贅沢な気分で癖になりそうです。
だって、夫々が皆の事を考えて、「良いな」と思った物を持ち寄り、しかも古い友人が料理を作ってくれるのですよ、美味しくないわけが無いんです。
さてさて、
酔いが回る頃、お待ちかねの〝すっぽん〟の登場です。
鍋の中には、昨日まで元気だった〝すっぽん〟さんが、変わり果てた姿で出てきました。
前日に送られてきた写真には・・・
右側の包丁が、この後、どうなったかを如実に語ってくれますが、鰻と違って表情が有るので、〆る時、とても可哀想な気持ちになったそうです。
3号は3号で、今回の〝ノリ〟が、すっぽん にとっての惨劇を産んだことに若干の後ろめたさを感じ、それを〝完食〟という形で答えに代え、当たり前ですが、最後のおじやまで、とても美味しく戴きました。
まぁ、無事に酔っ払い、終電前に電車に乗り帰りましたが、今回、うなぎやさん「すっぽん食べたい」「場所は、仕舞い後の店でいいじゃん」などの、めちゃくちゃな話を受け入れてくれたうなぎやさんに感謝してますが、こんな我儘を聞いてもらったにも関わらず、気の利いた手土産を持っていくとか、およそ社会人なら当然な部分に全く考えも及ばなかった3号の、未だに〝ウリ坊〟であることを証明する機会を得、とても恥ずかしい思いと反省の日曜日を過ごすことになりました。
でも、ほんと色々、ありがとう。
一緒に食べたかった2号に
「パパ、カメさん食べに行くんだよ」
「え~、かわいそう」
という、会話を背中に受けながらのイベントは、こんな感じで終了となりました。
あまり呑めなかったでしょ?
私も、まな板のすっぽん見た時には、思い付きの企画で可哀想なことをしてしまったと後悔しましたが、食べてしまえばなんのその。そんなしおらしい考え、何処かに消えていました。
こんどは、うなぎずくしで呑みたいな。
蕎麦屋さんもそうですが、うなぎ屋さんも、呑むうえでのポテンシャルって大きいですよね。
近くの秀の湯で露天⇒うなぎで一杯・・・・
かぁーーー、やっちゃおうかな。
こちらこそ、です。
揃って自転車旅は、仕事リタイヤしてからでしょうね。出来るとしたら、年末年始、家族の白い目での見送りになるでしょうね。
この企画、どうでしょう?
『秀の湯で露天⇒うなぎで一杯』
〝秀の湯〟ってのは、うなぎ屋さんから近いところに在ります。
当時はガッツリ肉!ってかんじでしたので、今度はゆっくり味わってみたいです。
そのくらい食べていないものって、海鼠腸とホヤですね。今だったらいけるかもですが、当時は、まるっきり駄目でした。
実は、僕もすっぽんは食べた事が無いのです。
一度は食してみたいのですがなかなか機会が無く・・・。
ほとんど残すところが無いと言われていますがどうなんでしょう。
ちょっとゼラチン質のプルプル部分が苦手かもしれませんが一度は食べてみたいですな。
でも、今日から可能な限りの禁酒生活に入るのでお酒なしだと辛いかな。
禁酒生活というと、また、新たな挑戦ですか?
すっぽんの甲羅というか背骨を見せてもらいましたが、丸鋸のような形でしたよ。日本酒が有ったほうが、季節も一緒に楽しめるはずです。