行ってきました。
〝津軽海峡冬景色〟を聞いてから、ずーーーっと乗ってみたかった〝上野発の夜行列車〟
13番ホームからの出発です。
帰宅するまで残るほどの飲み物とツマミ、菓子類にパンを買い込み乗り込みました。
大はしゃぎの1号、備え付けのTVで〝寅さん〟を見ている3号に向かって、「もう、寝なさい」と五月蝿い事ったらありゃしない。 そんな事を言っている1号も、上段と下段のベッド、個室とトイレを行ったり来たりで、眠気に抗えなくなるまではしゃいでいました。 3号の足元で横になったなぁと思ったら、ものの数秒で寝息をたて、狭くて揺れる車内で、最近重くなった1号を梯子を登って上段ベッドに寝かせ、やっと1人の時間になったものの、その寅さんも、ずーーっと同じものの繰り返しで変化が無い。それでも起きている間は点けっぱなしでいるうちに、だんだん眠くなり眠ってみたものの、気がつきゃ、いつの間にか窓から外を眺めていたり、不安になった1号に「パパ!」と叫ばれ、飛び起きること3回・・・
夢うつつなまま朝を迎え、こうなりゃ寝るのを諦めて、移ろい行く景色を楽しむ事にしました。
やがて1号も起き出し、二人で車内探検と通路での眺めを楽しみ撮影合戦。
岩木山ですよね? 綺麗な山です。
昔、眺めただけで通り過ぎた事があります。 でも、また、今回も通過。
まだ、縁付いていないんですね、きっと。
わいわいやっているうちに、数分遅れで青森駅到着です。
歌では、夜行列車降りたときには青森駅は雪の中なんですが、望み通りにはいかないようで、綺麗に晴れ渡っていました。
レンタカーの予約時間まで1時間ほど有ったので、八甲田丸まで行き、艦内見学と記念撮影。
懐かしいです。
話せば長くなるので書きませんが、思い出深い船です。
↑ 20年以上前の八甲田丸でのσ(-_-)ワタシです。
大荒れの津軽海峡で、左右に揺れて・・・室内に居たんじゃ・・・うぷぷっな状態。
写真を撮って貰った人は里枝さん、荒れた海に感謝する程綺麗な人でしたよ~
こんな話を1号と話せるのは、何時になることやら・・・
レンタカーに乗り込み、車での移動の不自由さを味わいながら、下北半島に入る頃には雪が降ってきました。
地吹雪という奴でしょうか?
まさに期待通りの展開ですが、寝不足が祟ったのか酷い眠気に襲われ、この天気の中、あわやの居眠り運転・・・一瞬ですが、視界じゃなく、頭の中がホワイトアウトしました。 しかもスタッドレス初体験!
危ないので、横浜の道の駅菜の花館で食事休憩。
自動車での移動は、確かに、途中色々寄れるのは便利ですが、雪道に慣れた地元の車に、こちらが安全とは思えない距離で後ろに付かれちゃ、怖くって何処にも寄れやしないし、集められた雪の山や地面を雪が覆っているので、怖くて思いつきでは入って行かれないので、この季節の移動は、やはり、電車で呑みながらのほうが良いみたい。
今回は、乗り換え時間を移動時間に変えたかったのでレンタカーを選択してみたものの、あとになって、むつバスターミナルからは便数が多い事に気づき、少々後悔。
一時間後、お気に入りの宿に着き、女将さんとスタッフの方の変わらぬ出迎えに安心し、懐かしい我が家のように部屋に入り込み、取り敢えず窓を開け、6号室からの港の眺めが去年と変わらぬことに安堵し、お気に入りのひと風呂浴びたら、道の駅を出る頃から感じた違和感が大きくなり始め、眩暈というか揺られている感じが強くなり、その状態で夕食を迎え、日本酒を飲んだら、それがピークになってしまいました。多分ですが、列車に揺られ続けたのが影響しているのでしょうか?
せっかくの鮟鱇ツアー・・・なのに、半分残す事になってしまいました。
この他に、鮟鱇の刺身とから揚げが付いたんですが、刺身は好みがはっきりする味で、から揚げは格別。 特に煮こごりがお気に入り。
ただ、恨めしいのは、この体調・・・
3時頃から間食を絶ち、夕食に空腹のピークを迎えた1号。
彼の食欲が、3号の食欲の無さを穴埋めしてくれると思いきや、最初に口に入れたご飯がとても美味しかったらしく、1人用のおひつと刺身数切れのみを平らげ、他には手を付けず、それで終わり・・・お前ぇなぁ~~。
事前の手配は完璧だったんですが、本番が台無しという奴で・・・
夕食後、散歩に出ようと1号に言われ、さつき荘の1階で飲もうかとも思いましたが、週が明けて金曜日の26日は、幼稚園最後の学芸会。 3号がダウンしても、1号だけには風邪をひかす訳にはいきません。 結局、外の風呂巡りもせず、9時には就寝。
グッスリ寝たら、朝は快調、食事も完食。
ひと風呂浴びて、荷物をまとめ、勘定を済まし、散歩に出ました。
↑ 1号の目線です。
壁から出ているパイプに、同じ太さの氷が出ているんですよ。
↑ ここは浴室のようで、港を眺めながら入れるようです。
夏は、海風が気持ち良さそうですね。
モノクロを入れて持って行った〝PETRI 35E〟
撮り進めていくうちに、巻き上げレバーの感触が軽くなり、軸からフィルムが外れてしまったとのシグナルと解釈し(というより、どうしようもないので)14枚で終了。
これまた、未完了の気持ちで宿に戻りました。
帰り際、気を使わせちゃ悪いと思い、最後に渡したお土産の讃岐うどん。
そのお返しに戴いたのは、なんと、いかの塩辛。
甘めの塩が美味しいくて、雲丹と布海苔の味噌汁と共に大のお気に入りだったんですな。 まさに、海老で鯛を釣ったのか・・・・?
いやはや、お気持ち、ありがたく頂戴します。
宿の前で記念写真を撮って頂き、宿をあとにして、向かった先は大間崎。
記念写真だけで終わり。
因みに、石碑のてっぺんにカモメがとまっています。
海沿いを走っていると、布海苔で岩が染まっています。
撮影のあと、一つまみ口に入れてみました。
帰りの車の中考えた事は、滞在時間の事。
土日の二日間なら、新幹線で行っても、前日に寝台列車で行っても変わらないんですよ。
大体、20時間。 短いんですが、行きたくなるんです。
1号が一緒だったので翌日のことを考えて早めに出ましたが、大体この位なんですよね。 まぁ、チェックイン・アウトは、お願い聞いて貰えそうですが、移動に時間がとられるんですね。 それに、寒い事は寒いんですが、冷たさは東京のほうが感じるんですよ。 何だかお風呂で温まるだけじゃないんですよ、ここは。 だから、この季節になると、下風呂に行きたくなるんですかね。
野辺地から八戸までは、普通列車で移動。
駅に着いても、まだ雪が降っています。
運転手さんの後ろで、立ったままジーーーっと前を眺めていた1号、途中降りる方々からお菓子を頂いていました。 「可愛いから」というのが理由のようです。 それもこれも3号に似てしまったのが原因なんでしょうけど・・・ こういう貰い物って東京では私も警戒するんですが、こっちでは安心して頂戴しました。
今度行く時は、夏。
雪の中、運転しながら、そうとう爽やかな夏だという事をハッキリと想像できます。
今度は、東京から自動車にしょましょうか・・・
もちろん、泊まるのは〝まるほん旅館〟さん。
テンが3号に慣れるまで、通わせていただきます。
なんか、支離滅裂な文章・・・いつもの事か・・・?
そーだ、夕方、帰りに買った自分へのお土産が到着します。
これ↓
〝寝台列車あけぼの〟のおまけ。
お湯が出るから髭剃る人は居ても、シャワーも無いのに整髪料はいらないでしょ。
下風呂から2号への電話の時、我が家に集まっていた園友に、色々と得意になって説明していた1号。
パパとママが口を付けたものを、本気で嫌がるようになった1号。
仮面ライダーとウルトラマン、ポケモンと鉄道の話で終始した今回の旅行を、「旅」と表現していた1号。
2日ぶりに2号の顔を見て、大はしゃぎになった1号。 帰って来て、少し大人びたかもしれない1号。
今回の下北行きは、3号にとって1号の可愛さを再確認する機会になりました。
1号は今日、幼稚園で何を話しているんでしょうか・・・??
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