18時、大江戸線に飛び乗り、上野から野辺地への到着は、天気予報を聞いて心配していましたが、大幅な遅れも出ず到着しました。
どんぶりまつり会場の、風間浦村、下風呂の港で、どんぶりの食券が発売される時間は10時から。
この時間に間に合うには、金曜日に出なきゃ間に合わないんですな。
で、初めて野辺地にとった宿が、駅から数十秒の〝旅館コマイ〟
僅か、6時間ほどの滞在で始発の大湊線に乗り、下北よりレンタカーを借りました。
今回も野辺地駅に在る立ち食い屋さん〝こけし亭〟にありつけず。
朝食はここで食べようと思っていたのですが、早すぎた様です。
8時より予約していたレンタカーの時間より30分ほど早く到着してしまったので、そのまま早めに出庫し、定宿にしている下風呂温泉 まるほん旅館に到着したのが9時過ぎ。
駐車場へ車を置かして貰い、足湯で一息と思いましたが、足を入れてみると何故か冷たい・・・
なので、食券確保の為、会場へと急ぎます。
この時で、既に30人ほど並んでて、その後、どんどん増えて、最終的には400人ほど並んだんでしょうか?
で、今回のどんぶりはイカ、アワビ、ウニの3種類。
イカに関して言えば、まだ動いている状態です。
朝8時過ぎにコンビニでパンの食べたきりで、11時から食券との交換が開始されるまで、どんぶりを美味しく食べる為に周りの屋台の物を食べていませんから・・・お陰さまで超絶の美味しさを味わえました。
それにしても!
日差しが強いのでずっと日陰に居たんですが、津軽海峡の風が吹き、とても気持ちが良いんです!
これじゃぁ、冬と夏の2回になるじゃぁありませんか・・困ったものです。
で、そのコントラストに、思わず笑ってしまったのが、↓ この写真。
強い強い日差しの中、太陽の方角へ顔を向け、津軽のカラオケ居酒屋を経営している演歌歌手(?)と、お客さんとの距離・・・
日差し以外、何も無いスペースが、でーーーーん と
来ているお客さんは、ほぼ、日陰で飲み食いして彼女の歌を聴いているんですが、3号だったら、かなり凹むところを、さすがプロ!
へこたれる事無く盛り上がっている方へやって来て、歌ってくれました。
3号がカラオケを知った頃というのは、8トラの時代。
その頃の歌を歌っていたので、ビールとつまみを片手に楽しんでいましたが、一緒に居る1号には退屈のようです。
旅館に行きたがる1号をなんとか騙して1時間位引っ張りましたが、1号の夏休みの宿題、読書感想文を書かせるのが3号の宿題というややこしい話を思い出し、旅館に戻ることにしました。
戻る途中、イカ様レース会場で、イカに直接手に触れる1号。
それを見て、
「クラゲの次は、イカとかタコが来るな」
と、次の時代を予言・・・・
というか、イカを可愛いく感じたものですから、飼ってみるのも悪くないかと。
部屋に入り1号が読書していると、朝5時半起床という普段の生活からは懸け離れた早起きが祟ってきたのか、物凄い睡魔が・・
なので津軽海峡の風を入れるため窓を全開で昼寝となりましたが、気が付くと1号まで寝ているじゃありませんか!
ただ、それをどうこうする気力さえ無く、再び寝入り、とうとう夕食までぐっすり眠りました。
ボォ~~~っとする頭で夕食を平らげ、開け放った窓から聞こえてくるスピーカーを通した声・・・・
そう。
7時から花火大会だったんですな。
出ようと立ち上がりかけたところで、
どかーーーーーーん!
最初の何発が破裂する時には部屋で飛び上がるほど驚き、見遅れまいと旅館から駆け出し、花火が見えるメモリアルロードの橋の上に出ます。
ビデオも有るんですが、こんな感じ。
盆明けの涼しい風を感じ、花火の終了と共に、2013年の3号家の夏が終わった、って感じ。
今回、風間浦村振興策を持っての訪問となりましたが、誰にも披露するチャンスも無く帰宅となりましたが、3号が考える以上に、地元の皆さんは凄く頑張っています。
例えば・・
産地直売所のOPEN
イカ釣り体験
など・・・まぁ、産直などは地産地消などといわず、新鮮なうちに発送出来る態勢が出来れば、東京でもいける筈。
って言うか、何故、東京で売っていないか? と、疑問を持っています。
とは言っても、3号は3号で、ある商店のオバちゃんと名刺交換の御挨拶をさせていただき、このオバちゃんが作るものを送ってもらえる手配を済ませました。
そのある物とは、もし、3号が居酒屋をやるなら、このある物が最初の1品だと決めているもので、この存在を知った店主はこぞって注文してくるそうです。
因みに、3号が下北ご当地ラーメンで1番美味しいと思うのが、佐井村の真昆布ラーメン。
今回のどんぶりまつりには、出店していなかったのが残念な所。
この道の突き当りが新湯です。大湯とは違った泉質なんですよ。
で、翌朝。
朝食を済ませ、番頭猫のテンの姿を目に焼きつけ、爽やかな雰囲気を纏った夏バージョンの女将さんに見送られ、宿を後にします。
目指すは、桑畑温泉〝ゆんゆん〟
3号が好きな冬は、露天風呂に入浴が出来ないんです。
ですから、この爽やかな青空と風の中、津軽海峡と、そこを流れる雲を眺めながら温泉に入らないなんて罰が当たるってもんです。
これには1号もノリノリで、
「俺、温泉の楽しさ判ったような気がする」
と、なんとも頼もしい温泉野郎に育っているじゃありませんか!
ただ、到着してみると、営業時間は午前11時から。
なので、暫らく海岸で遊ぶ事にしました。
下田とは比べ物にならない位透明な海を眺めながら、シュノーケリングをしている所を妄想して時間を潰します。
びっしり寄り添うように張り付いた貝。
津軽海峡と流れる雲
こんな感じ
で、10時30分を過ぎたので、フライング承知でゆんゆんへ行ってみると、案の定、入浴OKとの事。
風呂上りの休憩処は、↓ こんな感じです。
ただ、このときには、薬研温泉の景色が頭に浮かんできたので、薬研温泉へと向かう事にしました。
ここからは、帰り道。
再び通る下風呂。
温泉街入り口に立つ看板を通り過ぎる時、不覚にも涙が零れそうになる3号・・・
で、最初に向かったのが〝河童の湯〟
丁度、男性の入浴時間だったので、勇んで入浴を試みたのですが、熱くて入れない・・・これは初めてです。
なので、写真だけ・・・
結局、夫婦河童の湯に入り、昼食を食べ、下北駅へと向かう事にしたのですが、レンタカーの返却時間が2時で、リゾートあすなろの発車時間が15時54分・・・2時間近くあることに、この時、初めて気付いてしまいました。
ギラギッラの太陽と青空に恐山
初めて下風呂を訪れた時、この道をまっすぐ歩いてバス乗り場へ行き、寒い中、50分近く待っていました。
近くの案内所に行くと、こんなチラシが有りました。
下北ロングライド
雪中エンデュローとか、他にもやっているようですね。
勿論、参加など考えてもいませんが・・
今回のあすなろの車窓からの眺めは、陸奥湾に反射する太陽と空、それと雲が美しかったので、後ほど動画をアップしたいと思います。
↓ 動画です。
http://www.youtube.com/watch?v=jFs9irOTFCY&feature=youtu.be
何度来たでしょう、野辺地駅。
八戸駅
意外と美味しい、海鮮わっぱめし
そして、恒例の・・・下北勝手に物産展
昆布 根元から まるごと粉末
ねばり とろろ
こんぶふりかけ
磯焼 帆立貝
・・・・・・・・・とまぁ、こんな感じ。
いい加減、他の場所にも行きたいとも思うんですが、なんせ、2月の北海道で懲りていますから・・・
下風呂は里帰り、他の場所は探検・・・まっ、飽きずにお付き合い下さいまし。
そして、次に行くのは来年の2月。
寝台に乗っての旅を、1号も楽しみにしています。
今度は、ひょっとしたら、VIPの参加かも有るかも・・・
布海苔体験ツアーに参加かな?
やはり、独り占め感を味わえ、あの熱い温泉が心地よい冬こそが、3号にとっての下風呂なんでしょうな・・
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