森の内燃機屋

今まで有りそうでなかった物や、有るけどイマイチな物を、設計し販売します

取ってきちゃいました( ̄▽ ̄= ̄▽ ̄)

2017-12-13 23:44:06 | K6A




昨日は


雪が良い調子で降っていたのですが




思い立ったので 挨拶がてら




正月休みの前借りをして






いろんな、部材を提供していただいている


取引先にご挨拶に伺っていました♪😀





工場見学




🙌🙌🙌🙌🙌









社長さんと担当者さんと会って


エンジンについて

熱弁させていただきました🤣



帰り道




お客さんのお宅が近かったので




突撃させていただいて



楽しい一時を過ごして




帰路に🚗💨





途中も高速で雪がバンバン降るので




急いで帰りました♪😀





新作の発表で期待されてる方も


少なからず、いらっしゃると思うので





明日の発送が待ちきれず



ついでに頂いてきました


フォレストエンジニアリング製
オリジナルパーツ第2段




K6A 鍛造ビックバルブ です!!🤣

















なーんだビックバルブか、、




と思われた方も、いらっしゃるでしょう



そんな方も


最後まで読んでいただければと思います





では、特長を何点か紹介しましょう。



まず!

フォレストエンジニアリングが

エンジンを製作する時に、一番大切にするのは耐久性




それはライナー打ち換えを

見ていただいても



理解していただけると 思いますが



よくビックバルブ効果という



バルブとシートの当り面を外方に

もっていく方法が有りますが





耐久性を落とす原因になり



その方法では、次の15万キロは達成できないものになります




そこで副作用のない、本物のビックバルブを作りました😀



シート打ち換えの必要がない



傘径1mmオーバーサイズ



これにより、大外当りにしなくても



同じ効果をもたらしたまま、




純正と同じ耐久性を与える事が可能!





しかしビックバルブとなると重量も増えてしまうので






減量するために








吸気バルブ表面は凹ませる








排気バルブはバイクなどに使われる
デザインに変えて減量






これまでは、
どのこのメーカーも作ってしまいそうな内容です




フォレストエンジニアリングの

アイディアはここからです👿👿👿




まずは、バルブシート面から

コッター溝までの長さを変更することにより



バルブ追従性を上げ⤴️



コッター溝から、バルブ軸端までの距離を変更することにより



シートカットの加工や個体差によりますが


薄いシムを使えるようにし




シムの家出防止や、重量が軽くなるので



バルブスプリングを、

抵抗増し増しバルブスプリングに変更しなくても良いし


確実な仕事をさせることが可能






まだそれだけでは、ありません🙅





私は欲張りな正確なので





一網打尽にします。






リビルトエンジンや、オーバーホールエンジンの





盲点






皆さんはお気付きでしょうか?







ライナー打ち換えの時も、そうですが




スポットライトが中々コスト面で当てられない


箇所があるんです!






それが、バルブガイド



ちなみに、中には15万キロ走ったバルブステムが


0.05mm新品時より偏磨耗しています







これでバルブガイドが

減ってないはずがないですよね




ガイドの寸法をゲージで計ると


0.01~0.02の寸法で磨耗しています




じゃあ、バルブガイド打ち換えるかとなると




大きな費用がかかってきます




バルブガイド代
バルブガイド打ち換え工賃
バルブガイド穴修正加工
リーマ合せ等



以外と高いです。





しかし、やるとやらないでは大きく違います🤔🤔




金があるやつだけが、やれば良いい


なんて、面白くない話も無いので


そんなことが不要なバルブ設計にしました



というより お得意の
メーカーに無理言いました♪




純正バルブより




ステム径を0.015mmオーバーサイズ






これにより減ったガイドの


クリアランスを新品時に戻すことが出来ます



そして、そのままでも使えますが


軸に合わせて



リーマ合せをすれば



ガイドは、真円を取り戻し




バルブが暴れて正確な、カムの動きが伝えられないという



問題は皆無



メカニカルノイズは減るし



バルブガイドの偏磨耗した状態に

新品バルブを入れても、また偏磨耗したガイドに合わせて磨耗していくのは必定

修正する事で

耐久性は上がるし フリクションは減るし



良いことずくめ🙌🙌🙌






さらにさらに欲張りました





K6Aの排気バルブは

すでに対策品になっています




が、割れるんですよね


割れる理由は様々ですが





この対策品によってSUH35に変更し




終わりでしょうが




アマイアマイ🙅






対策品の対策品




作りました😀





SUH35+ステライト溶着😛😛



少し話をずらして説明しますと


大型商船のエンジンには、
燃料費削減や、熱量が高くパワーアップ出来るC重油という燃料が使われます


しかし、良いことばかりではなく

硫酸腐蝕を起こします


そんな過酷な船舶用ディーゼルエンジンの

バルブには、ごく一般的に使用されてる


温度が上昇しても、硬度が低下しにくく


耐酸性、耐磨耗性の高い特性の合金である


ステライトを溶着することにより



バルブの割れを防止






これで問題点
すべてを解決しました👿👿










仕事頑張りましょう!!






フォレストエンジニアリング

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