「女性ならでは」をお墓で考える
by |2022-07-26 10:36:01|
三重国際霊園のブログを御覧頂いている方にはあまり馴染みがないかもしれませんが、
私ども株式会社加登は大阪に本社を構える石材店であり、
たびたび各地で「女性による女性のための相談会」というイベントが開催されています。
(ちなみに、現在はコロナのため開催を見合わせておりますが、私(女性)もかねてより
商業施設でのイベントでのご説明を承っております)
「女性ならでは」。
たびたび耳にしますし、私自身言われもしますが、なかなか難しい言葉です。
男女に関係なく、誰もがベストを尽くして生活や仕事をしていると思います。
細やかな気遣いをしておられる方は、性別が逆であったとしても、
おそらく細やかな気遣いをして過ごされることでしょう。
ですがやはり、お墓のこととなると性別のお話は度々関係が出てまいります。
そして同時に、実は性別が関係ないこともあったりします。
「私しかいないけど、嫁いでるから……」
たとえば、よく伺うお悩みとして、実家のお墓と嫁ぎ先のお墓の両方を守っていくには
といったご相談をよくお伺い致します。
どちらも大切な家族の場所であるにもかかわらず、
「自分が最後の一人になった家のお墓」「これから先まだ続く家のお墓」という
対照で捉えてしまいがちなのは、「女性ならでは」のお悩みとも言えます。
これについては、『二家族のお墓を一緒にまとめたものにする』
『樹木葬、永代墓といった、後の管理を霊園が担うものにする』などの方法があります。
『二家族のお墓を一緒にまとめたもの』として、三重国際霊園では
「二世帯墓」という形状のお墓をご用意させていただいております。
『◎◎家之墓』という部分や納骨のためのお部屋が二箇所ありますので、
宗派が違っても、お骨を混ぜずに納めたい場合にもぴったりです。
「女の子しかいないから、駄目なんです……」
また、お墓の承継。
かつては家とお墓がセットで考えられていたので、男性のお子様がいないと
家もお墓も引き継げない!誰にも託せない!という危機感がありました。
ですが、住まいの移動とともにお墓を引っ越している方もおられますし、
現在は女性の方がお墓を引き継いでいたりするケースもございます。
これは、「実は性別があまり関係ない」パターンです。
こちらは、家名を強調しないデザインにしたり、既存のお墓を一部リフォームして
娘様の一家が引き続きお墓をお持ちいただくという方法を取ることができます。
時代に左右されず、一度作れば何世代にも渡って使える、お墓という物ならではの
便利な利用法と言えるでしょう。
(最近考えるのですが、大掛かりなメンテナンスもなく、ここまで長期間
引き継いで使っていけるものって、他にないのでは…?)
「女性だから大変」。「女性だから無理」。
残念ながら、人生や生活でそう考えてしまう状況が存在するのは事実です。
ですが、それを「女性だから」でくくって片付けてしまうのではなく、
一緒にいい方法を探ってみませんか?
それは性別を問わず、あらゆる人の役に立つ一歩になっていきますし、
私達企業もそこから大いに学び、考え、改善していく役目を担っています。
そしてここからは私の個人的なつぶやきになりますが……
男性だからずっと家族の体であったものを自分達のものとして守り続ける、
女性だからそれはかなわない、なんて、何かが定めたり、
誰かが心から望んだりしているのでしょうか。多くは、慣習や環境によるものです。
お墓も、かつては貴族や武士という特権階級にしか許されなかったものが
庶民に浸透して、誰でも持てるようになったという歴史があります。
どんな伝統も、型にはめて強いられ、苦しくなっていくものではなく、
柔軟性を持ちながら受け入れられ、引き継がれていってほしいですね。
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折角お越しいただいたにも関わらずお待ち頂いてしまう可能性がございます。
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