2022年9月のブログ記事一覧-三重国際霊園スタッフブログ

『まだお墓はなくてもいい』方こそ必見。お墓ができるまでの話⑥

これまでのお話はこちらから

お墓の影も形もないところからお話をスタートして、
場所が決まり、石が決まり、形が決まり……と
だいぶ具体的なところまでこぎつけてきました。
そろそろ、これらの記事の中でもお墓が完成しそうです。

前回は、お墓に彫刻する文字と、その見本を作成する工程について
お話させていただきました。

工場での加工は、お墓ができるまでの話③「『石』が『お墓』になるまで」でも
既にお話させていただきましたね。
水をかけ、圧力をかけ、御影石を磨きに磨きます。なめらかで美しく水を弾く、
まさに玉の肌のような美しい石肌に仕上げることで、汚れの付着や水の浸透を
低減するのです。

さて、そんな材料の加工が整ったら、いよいよお墓の工事開始です。

お墓はどんな構造をしているの?

   

巻石(外枠)を囲う
多くのお墓は、「ここから内側が仏様の世界ですよ」と分かるよう
巻石という外枠で囲まれています。
ただ単に石を置いてあるだけではなく、中に囲った土の重みで石が開いていかないよう、
内側をボルトと金具で固定しています。
往々にしてすぐ隣にも別の方のお墓が建っていますから、そちらを傷つけないように
丁寧な作業をすることも大切です。

納骨室
お墓はお骨を納める機能を有しています。
なので、お骨を入れるお部屋、納骨室をお墓の真下などに作る必要があります。
古いお墓の場合、土葬を前提としていたりして、納骨室がない場合もありますが、
最近はほとんどのお墓が、一部のパーツを動かすだけでお骨を納められるように
「お部屋」と「入り口」を備えています。

お墓の真下に納骨室がある場合、部屋の壁がお墓を支える役目も果たします。
直接目にすることは少ないですが、重要ですね。
また、関西の場合、お骨は土へ還るようにしていく習慣があるため、
納骨室の底は土のままになっています。

ところで……お墓の重さ、ご存知ですか?
この大きさで?ほんとに?ほんとです。凄いですよね。

地震への備え
大きな地震でお墓が倒壊、――新聞やニュースでの報道を覚えている方も
多いかと思います。
かつてのお墓は、本当に石を積み重ねるだけの構造をしていました。
ずれてしまわないよう、凹凸をつけて、接着剤も使われてはいましたが、
それでも年月の経過による接着剤の劣化、激しく地盤が動くような震災では
倒れてしまいます。
現在では、石に穴を開け、ステンレス製の棒を通したり、ゴムを挟んだり
多用な耐震対策が講じられています。
もしもの時にお墓に何かあったら……作り手にとっても、それは怖いことです。

目地のコーキング
お墓がお墓の形になって、さあ安心。
……ではなく、最後に重要なのが目地のコーキングです。
石材と石材の隙間から水が浸透すると、サビの原因になりますし、
土が詰まれば草が生えてしまうこともあります。
なので、シリコンのコーキングを行い、水や汚れの浸透を防いでいます。
コーキングの色は石材に併せてグレーや黒を用いるため、
パッと見た時にも違和感がなく、美しさを損ねません。


さて、駆け足ではありますが、ざっとお墓の構造についてお話させていただきました。
このあとに仕上げのお掃除や、お墓が完成した後にどうしていくかというお話が
控えておりますが、ひとまず今はセメントやボンドが乾くまで、
そっとしておくことに致しましょう。



続々お申し込みを頂いております!
ご来店の際は必ずお電話にてご予約をお願い致します。

資料の希望部数を選べるようになりました。ご家族様の分も一緒にどうぞ!


〒513-0012
三重県鈴鹿市石薬師町850-1
電話:059-374-3448
営業時間:9:00-17:00 毎週水曜日定休日(土日、祝日は営業しております)

樹木葬とお墓ってどう違う?

9月に突入いたしました。
夏の行事も終わりということで、再びお墓の色々なお話をお届けしたいと思います。





さて、新区画も続々ご見学・お申し込みをいただいている樹木葬ですが、
時折、「これってお墓じゃないんですか?」とご質問をいただくことがございます。

特にお墓じまいの後の選択肢としてお選びいただく方も多いため、
「お墓はやめて樹木葬」=「樹木葬とお墓は別のもの?」とお考えの方も多いようです。
答えは半分正解、半分不正解といったところでしょうか。


   


樹木葬とお墓の違い
「樹木葬はお墓ですか?」とお尋ねいただいたなら、確かににその通り、樹木葬はお墓です。
なぜなら、中に亡くなられた方のお骨を納めるからです。
三重国際霊園の場合、プレートや石碑が置いてあって、
そこに誰が埋葬されているのか識別出来るので、これもお墓と同じです。
(木の下に埋めるのかと思っていた!というご意見もありますが、
 それだと動物や雨が心配です)

ではなぜ「お墓から樹木葬へ」という考えが生まれるのかといえば、
樹木葬とは従来のお墓とは異なる制度に支えられていることが多いからです。




従来のお墓は…
歴史は少々長くなるので割愛致しますが、お墓は家の制度と結びつき、
代々誰かが受け継いでいくことを想定していました。
よって、お墓を守る親族の誰かと、管理を必要とします。

では、事情があってお墓を作れない、見ていけないという方はどうするのか?
まさか、放っておくわけにもまいりません。
よって、葬儀や埋葬にかかわるお寺様や霊園などは、
どんなご事情がある方にも家族のための場所を持ってもらえるよう、
色々知恵と工夫を凝らしてきているわけです。

樹木葬は、管理している場所によって、見た目や規約も大きく異なりますが、
「代々受け継いでお墓を守っていく人がいなくても大丈夫なお墓」という点は
おそらくほとんどの場所で共通している点だと思われます。
たとえば三重国際霊園の樹木葬の場合は、管理料が初期費用に含まれているので
後々の出費が必要ありませんし、期間経過後は霊園が合同供養塔への移動を行うため
血の繋がりがある誰かがお墓の最後の責任をもたなければいけないということもありません。
しかし、普通のお墓と同じように使っていただけます。 
お花やお線香をお供えして、好きな時に集まっていただくことも可能です。


いかがでしょうか?
お墓ですが、お墓とだいぶ違いますよね。

「娘しかいないからお墓は持てないと思っていた」という親御様。
「仕事や住まいの都合でお墓を見ていけないかもしれない」というお子様。
家族の形、住まいのスタイル、経済事情が様々でも、
他界した方やそのご家族を尊重し、丁重に扱いたいというのは、
人間みんなが、等しく抱いている気持ちです。

ちょっとだけ、霊園にお手伝いさせてください。


毎日のように、痛ましいニュースがいたるところで流れています。
生きている、死んでいるに限らず、人間の存在がぞんざいに扱われるのは
非常に恐ろしいことです。
「私のことは、もういいから」ではなく、誰しもが自身と他者を
等しく大切にできる社会になっていけるよう、霊園の片隅から祈っております。



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