▲上司と部下のコミュニケーションは一筋縄ではいかない?!
おはようございます!FOURCLOVER’S(フォークローバーズ)のGondoです。コミュニケーションをより豊かにする為の活動を行っています♪
現在所属している会社では、携帯電話事業の店舗運営のコンサルティングをしています。
今回は店長と副店長の関係におけるコミュニケーションについての相談事例についてです。
■相談者
店長
■状況
・店長と副店長(Aさん)との関係について。
※同じ職場になってから1年。
・別の職場でも一緒に働いた事がある。
・同じ立場だった事もあり友達のような関係になっている。
・Aさんは能力も高く発言力もあり、影響力を持っている。
■相談点
・店長として方針を示しても本人の感情で嫌だと言われてしまう事がある。
・店長としてAさんにはっきりと言えない。
■考察
Aさんと長い付き合いで、1年前に上司部下となった時にお互いの立ち位置をはっきりする事が出来ず、ずるずると来てしまったとの事。最初は問題なかったのですが、組織として何か取り組みを行おうとした時に、友達感覚で意思表示をされてしまう事があり困っているようです。
Aさんは影響力も強く、Aさんの振る舞い次第でスタッフの動き方も変わるようです。
店長もこのままではいけないと思っています。Aさん本人の為にも組織としての上司、部下のコミュニケーションを教えたいとの想いがあります。
Aさんも副店長という役職がついているので、店長とあまりにも馴れ馴れしく接しているのは周りによい影響があるとは思えません。フランクの程度を超えている状態のようです。
■対策のポイント
・一度、腹を割って話す必要がある事。
・第三者のフォロー役を交えて話し合いをする事
・すぐに解決しようとせず、長い目でお互いの業務上の関係を構築するように心がける事。
ベースが友人関係だからこそ正直に伝えましょう。相手の為にもお店の為にもお互い仕事の立場では○○すべきだ。という事を伝えましょう。曖昧にすればするほど負の感情が溜まるので友人関係が壊れてしまいます。
第三者を置くのは非常に有効です。特にAさんが感情的でかつ、店長ははっきりと言えないという事であれば、感情論になるか、もしくは話し合いそのものが曖昧になり目的達成が出来ない可能性があります。軌道修正やフォロー役を置く事で冷静に話し合いが進められます。
相手がすぐに変化すると期待してもいけません。指摘されたAさんも当然戸惑いもあります。しかし店長の想いがAさんの事、店舗の事を考えての事であれば相手に徐々に伝わるでしょう。まずは話を聞いてくれてありがとうという気持ちを持つ事で、店長自身も気持ちがラクになりますし、Aさんも前向きに考えらるようになるでしょう。
■まとめ
仕事と友達同士でのコミュニケーションでは当然するべき振る舞い方が違います。なぜならお互いで済む話ではなく、周りへの影響が出るので仕事の成果に関わるからです。
表面上の体裁を整えるのではなくベースにある想いを伝える事で、仕事上の立場でも友達関係でもお互いに敬意を払える関係になれます。
最初にはっきりと伝えることは痛みを伴いますが、第三者の力を借りつつコミュニケーションをとりましょう♪
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