こんにちは。高溝です。
急に寒くなりました。
体調管理が難しいですね。
さて・・・
抗がん剤による副作用はいろんなところに出てきます。
爪に副作用が出る方も少なくありません。
今回は、足の爪の副作用について書きたいと思います。
爪の副作用の代表的なものは、黒ずみ、凹凸です。
こんな感じです
夏はこれでは、サンダルが履けませんね。
こういう場合は、マニキュアでカバーしたり、治療が終わっていればジェルネイルでカバーしてしまえば大丈夫です。
酷い場合には、爪が剥がれてしまいます。
Y様は、元々足の爪が巻き爪でした。
遺伝的なものらしく、お子様も巻き爪だそうです。
それが影響しているのかはわかりませんが、ほとんどの爪が途中から剥がれてしまいました。
上の写真の親指と中指はもう剥がれてしまっている状態です。人差し指と薬指は先端の部分が剥がれそうな状態
これもその後1ヶ月くらいで剥がれてしまいました。
剥がれそうになってしまった場合には、ただ剥がれるのを待つしかありません。
手の爪の場合には、剥がれかかっている状態が、あちこち引っかかって日常生活が送れなくなりますので、ジェルネイル等でコーティングをします。
足の場合には、生活に支障がなければ、そのまま清潔に保ちつつ見守る感じです。
Y様も、最初にいらした時には、上の写真の状態でしたので、そのまま保湿だけしてもらうようにお願いしました。
そして3ヶ月・・・
新しい爪が生えてきましたが、親指は、元の巻き爪の影響なのか、巻いてしまい引っかかって伸びてこない状態でした。
なので、巻き爪矯正を2ヶ月ほど行いました。
先日いらした時には、巻き爪はかなり軽減していたのですが、今度は先端が肉に埋もれてしまいそこが当たって痛いとのこと・・・
なので、足の爪にスカルプチュアで長さを足しました。
まさに、再現ネイル・・・剥がれて無くなってしまった部分に爪を再現します
肝心のスカルプチュアを付ける前の写真を撮り忘れてしまい・・・
親指の白っぽく映っているのは人工的に作った爪です。
これで、誘導されて埋もれていた部分が肉の上に乗ってくるはずです。
1ヶ月半後、どうなっているか・・・またご報告します。
～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～
【ヘアエピテーゼ医療用ウィッグ】
抗がん剤治療による脱毛や脱毛症により、髪に悩みをお持ちの方に・・・
抗がん剤治療をお受けになる際の事前カット・医療用ウィッグの制作・ウィッグの相談・
自毛デビューに至るまでの様々な髪の悩みに対応します。
また、他社のメーカーのかつらのカットやサイズ調整も行っております。
抗がん剤の副作用による爪でお悩みの方、一度ご相談ください。
NPO法人日本ヘアエピテーゼ協会
Frangipani（フランジパーニ） 高溝周子
ネイルまつげのプライベートサロンの個室にて対応しております。
090-9109-4731(接客中は対応出来ないこともありますので折り返しご連絡させて頂きます）
03-6421-2360（他のスタッフが電話に出る場合もあります。かつらのご相談とお申し付けくださいませ）
メール norigure@gmail.com
