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ともだち

2017-07-24 00:35:10 | 日記
何年か前に「20世紀少年」という映画が流行り、「ふりとも」も3部全て映画館で
観てきたのですが、この映画では「ともだち」という覆面をした謎のキャラクター
が登場し、一体誰なんだ?と話題になりました。



この「ともだち」の正体が誰なのか?という視点ではなく、
なぜ「ともだち」というネーミングが選ばれたのだろう?
という視点で作品を観直してみると面白いですね。

オレ「ともだち」だよ、と誰かが言い寄ってきても、この人誰だ?YOU?
と反応する。小学校の頃の「ともだち」なんて名前も顔も忘れているし、
オレだよ「ともだち」じゃん?と言っても(逆に言われても)
大人になった相手からすれば、どちら様ですか?と返すしかないわけです。

「ともだち」というのは自分が勝手にそう思っているだけで、
「ともだち」は自分が「ともだち」だとは思っていない。
「ともだち」という言葉、その概念は非常に曖昧で、人それぞれに考え方も
違うでしょう。結局のところ、顔見知り、知り合いは沢山いても、
「ともだち」と呼べる関係に進む人はどれほどいるのか?

自分の周りの生活環境で親しくなった近所の人、仕事関係で仲良くなった人、
共に関わっている仲間、これって「ともだち」ですか?

某SNSで「ともだち」になりました、とメッセージが来る度に、
この人「ともだち」なんだなと思いながら、どこまでの「ともだち」なんだろうか、と。

某SNSでは顔見知りでも業務上の付き合いでも、コミュニティに参加している
メンバーである限りは、総じて「ともだち」っていうんだよ、ということであれば、
それなりに納得出来ますが、だったら別に「ともだち」にしなくてもいいじゃん、
と思うわけですw

「ともだち」は「友達」ではなく、「ともだち」とは「友人」のことではない。

こんなことは当たり前の話ですかね(笑)