梅雨があけない湯沢です・・・。
みなさま、「かぐら南蛮」という野菜をご存知ですか?
ピーマンのような形の、唐辛子のような辛味をもつ 魚沼の伝統野菜。
もともと、このあたりで畑をやっている家庭では、1~2株は作っていたようで(辛いため量産しても食べつくせない)、スーパーなどにはあまり出回ることはなかったのですが、最近はスーパーの一角に設置された産直コーナーなどでもみかけるようになりました。
さてさて、本日はそんな「かぐら南蛮」に魅せられた熱いオヤジたちの物語をからめて、湯沢の新名物のご紹介です。
数年前のある日。越後湯沢温泉街の熱いオヤジたちが夢を語り合いました。
「湯沢の食文化を作りたい!」
「本物の味を、湯沢で食べ、おいしかったらお土産に。」
そんな思いから、魚沼の伝統野菜、かぐら南蛮を使った新名物、南蛮みそ「からいすけ」が生まれたのです。
今日は、からいすけが出来るまで・・・密着します!
温泉街から徒歩数分の『かぐら南蛮』の畑に行ってきました。
雨に打たれてしっとりとした かぐら南蛮。
結構大きい(私の握りこぶしより大きい)です。
しかもピーマンと違って肉厚で硬く、種もたっぷり。ひとつで80g~100gほどの重さです。
生産者の田村さんにご案内いただき、収穫体験も。
たくさん採れました。
緑のかぐら南蛮と、赤いかぐら南蛮も収穫しました。
・・・・・からいすけ工場に潜伏・・・・・
企業秘密、命のメモです。
作業工程や、調味料の配合などなど が細かく書かれていました。
そして、帽子・エプロンをして、加工も体験させていただくことに。
まずは、洗浄と かぐら南蛮の‘へた’取りです。
ピーマンはへたと、種を取りますが、この かぐら南蛮は 種に辛味があるので種を取らずに‘へた’だけ取ります。
田村さんをお手本に・・・慎重に、慎重に。
えいっ。
って、思いっきり 種取れちゃった。
というか、へたを種つきのまま えぐってしまいました。強引です。
大切な辛味のもと、種を全て取ってしまった・・・の図。
左の かぐら南蛮はきれいにヘタだけとれたもの(田村さん作)
右の かぐら南蛮は、私がやってしまったほう・・・。
(なぐーの失敗作は、製品にはせず、頂いて参りました。ご安心ください。)
右側に写っているのはミンチマシーン、こちらに洗浄・へた取り済みの かぐら南蛮をいれ粉砕します。
砕かれたかぐら南蛮に、自家製みそ・調味料(酒・みりん・砂糖)をまぜて、加熱。※赤い「からいすけ」には、砂糖は入りません。
加熱しながら練り続ける、冷やす、加熱、冷やす・・・を4日繰り返すそうです。
さてさて、原料の かぐら南蛮も自家栽培ですが、もうひとつの大きな原材料「越後みそ」も、なんと手作り。
「市販品は保存料が入っているから、味噌もこだわって無添加で作りたかった。新潟県産の大豆に、コシヒカリの麹、天日塩で作った味噌だ。」
味噌室で熟成中、自家製の越後味噌。
とにかく無添加にこだわる。
味噌の重しは、石ではなく、なんと塩。空気に触れさせないための知恵なのです。
瓶詰めも手作業です。
材料にも、作り方にもこだわった 「かぐら南蛮」みそ が、「からいすけ」に生まれ変わります。
ところで、なんで「からいすけ」って、名前なの?
名前の意味を聞くと、
湯沢・魚沼名物である かぐら南蛮を使って湯沢の名物を造ったのだから、この辺の言葉を使いたかった。
からいすけ とは、方言で、「辛いから(気をつけて食べなさいよ)」
という意味なのです。
今回は、緑のからいすけ製造を見学しました。
夏が終わると、熟した赤い実でつくる 赤のからいすけ(激辛)の製造がピークとなります。
只今開発中の、からいすけジャム。
最初甘く、次第にからいすけの辛味が 続く続く。
「からいすけを使って、名物料理や名物お土産を作っていきたい!」
頑固オヤジの夢は広がります。
さて、この からいすけ どこで売っているの?
JR越後湯沢駅構内の ぽんしゅ館へ。
湯沢駅構内の ぽんしゅ館試食コーナーです。
どこに売っているかな?
発見!
無添加、要冷蔵なため、冷蔵庫のなかで大切に売られていました。
映画パンフ風『からいすけ』POP
おやじのこだわりがたっぷりつまって850円なり。
からいすけを作った、熱いオヤジたち(写真左より)
●越後本手打ち しんばし(本日ご案内頂きました田村さん)
●新潟前 寿司処 大寿司(パッケージデザインを担当)
●松泉閣 花月
●弥生まんじゅう(オヤジでは、ないですね。若者です。すみません、はい。)
越後湯沢のお土産に、ぜひどうぞ。
今度は、からいすけを使った美味しい料理が食べられるお店を紹介しますね。
なぐー、今日のひとこと。
今夜の夕食は、18時に我が家の裏の畑で収穫した茄子で、マーボー茄子♪
隠し味に、からいすけを少々。う~、旨いっ。
夏の暑さに、この辛さはたまりません。
唯一の難点は、食欲が出すぎてしまうこと。
まあ、辛いから発汗作用もあり、余分な脂肪ももえるかな?
湯沢の魅力を沢山の人にお伝えしたくて、
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みなさま、「かぐら南蛮」という野菜をご存知ですか?
ピーマンのような形の、唐辛子のような辛味をもつ 魚沼の伝統野菜。
もともと、このあたりで畑をやっている家庭では、1~2株は作っていたようで(辛いため量産しても食べつくせない)、スーパーなどにはあまり出回ることはなかったのですが、最近はスーパーの一角に設置された産直コーナーなどでもみかけるようになりました。
さてさて、本日はそんな「かぐら南蛮」に魅せられた熱いオヤジたちの物語をからめて、湯沢の新名物のご紹介です。
数年前のある日。越後湯沢温泉街の熱いオヤジたちが夢を語り合いました。
「湯沢の食文化を作りたい!」
「本物の味を、湯沢で食べ、おいしかったらお土産に。」
そんな思いから、魚沼の伝統野菜、かぐら南蛮を使った新名物、南蛮みそ「からいすけ」が生まれたのです。
今日は、からいすけが出来るまで・・・密着します!
温泉街から徒歩数分の『かぐら南蛮』の畑に行ってきました。
雨に打たれてしっとりとした かぐら南蛮。
結構大きい(私の握りこぶしより大きい)です。
しかもピーマンと違って肉厚で硬く、種もたっぷり。ひとつで80g~100gほどの重さです。
生産者の田村さんにご案内いただき、収穫体験も。
たくさん採れました。
緑のかぐら南蛮と、赤いかぐら南蛮も収穫しました。
・・・・・からいすけ工場に潜伏・・・・・
企業秘密、命のメモです。
作業工程や、調味料の配合などなど が細かく書かれていました。
そして、帽子・エプロンをして、加工も体験させていただくことに。
まずは、洗浄と かぐら南蛮の‘へた’取りです。
ピーマンはへたと、種を取りますが、この かぐら南蛮は 種に辛味があるので種を取らずに‘へた’だけ取ります。
田村さんをお手本に・・・慎重に、慎重に。
えいっ。
って、思いっきり 種取れちゃった。
というか、へたを種つきのまま えぐってしまいました。強引です。
大切な辛味のもと、種を全て取ってしまった・・・の図。
左の かぐら南蛮はきれいにヘタだけとれたもの(田村さん作)
右の かぐら南蛮は、私がやってしまったほう・・・。
(なぐーの失敗作は、製品にはせず、頂いて参りました。ご安心ください。)
右側に写っているのはミンチマシーン、こちらに洗浄・へた取り済みの かぐら南蛮をいれ粉砕します。
砕かれたかぐら南蛮に、自家製みそ・調味料(酒・みりん・砂糖)をまぜて、加熱。※赤い「からいすけ」には、砂糖は入りません。
加熱しながら練り続ける、冷やす、加熱、冷やす・・・を4日繰り返すそうです。
さてさて、原料の かぐら南蛮も自家栽培ですが、もうひとつの大きな原材料「越後みそ」も、なんと手作り。
「市販品は保存料が入っているから、味噌もこだわって無添加で作りたかった。新潟県産の大豆に、コシヒカリの麹、天日塩で作った味噌だ。」
味噌室で熟成中、自家製の越後味噌。
とにかく無添加にこだわる。
味噌の重しは、石ではなく、なんと塩。空気に触れさせないための知恵なのです。
瓶詰めも手作業です。
材料にも、作り方にもこだわった 「かぐら南蛮」みそ が、「からいすけ」に生まれ変わります。
ところで、なんで「からいすけ」って、名前なの?
名前の意味を聞くと、
湯沢・魚沼名物である かぐら南蛮を使って湯沢の名物を造ったのだから、この辺の言葉を使いたかった。
からいすけ とは、方言で、「辛いから(気をつけて食べなさいよ)」
という意味なのです。
今回は、緑のからいすけ製造を見学しました。
夏が終わると、熟した赤い実でつくる 赤のからいすけ(激辛)の製造がピークとなります。
只今開発中の、からいすけジャム。
最初甘く、次第にからいすけの辛味が 続く続く。
「からいすけを使って、名物料理や名物お土産を作っていきたい!」
頑固オヤジの夢は広がります。
さて、この からいすけ どこで売っているの?
JR越後湯沢駅構内の ぽんしゅ館へ。
湯沢駅構内の ぽんしゅ館試食コーナーです。
どこに売っているかな?
発見!
無添加、要冷蔵なため、冷蔵庫のなかで大切に売られていました。
映画パンフ風『からいすけ』POP
おやじのこだわりがたっぷりつまって850円なり。
からいすけを作った、熱いオヤジたち(写真左より)
●越後本手打ち しんばし(本日ご案内頂きました田村さん)
●新潟前 寿司処 大寿司(パッケージデザインを担当)
●松泉閣 花月
●弥生まんじゅう(オヤジでは、ないですね。若者です。すみません、はい。)
越後湯沢のお土産に、ぜひどうぞ。
今度は、からいすけを使った美味しい料理が食べられるお店を紹介しますね。
なぐー、今日のひとこと。
今夜の夕食は、18時に我が家の裏の畑で収穫した茄子で、マーボー茄子♪
隠し味に、からいすけを少々。う~、旨いっ。
夏の暑さに、この辛さはたまりません。
唯一の難点は、食欲が出すぎてしまうこと。
まあ、辛いから発汗作用もあり、余分な脂肪ももえるかな?
湯沢の魅力を沢山の人にお伝えしたくて、
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コメントありがとうございます。
お取り寄せについて、確認してみますね。
TVの影響がすごくて品薄なんだそうです。
地元で素材を作っていて収穫が終わると材料がないので来年の収穫までは作れないんだそうです。
でも、たくさんの方に知っていただけて、嬉しいです。
こんにちは~。お久しぶりです。
コメント、ありがとうございます。
かぐら南蛮味噌は、おいしいですよね。
炊きたてのごはんにかけて食べたり、野菜炒めに添えたり、これからの季節は鍋にも合いそう。
あ~、また太っちゃう(笑)。
赤い方が人気が高いみたいです。ぜひチェックしてみてくださいね。
嬉しいです。
iwanaさん
お忙しそうですね。私も大きなことは出来ないので小さなことをこつこつやってます。みんながまっすぐに一生懸命に小さなことをこつこつやれば、それが大きな流れになるかな・・・?と思ってます。
これから夏も本番で益々お忙しくなると思いますので、頑張ってください。
GREENさん
赤は在庫切れで、現在販売しているのは、緑だけなのです。
赤の収穫時期がきたら、赤も販売するかと思います。もうしばらくお待ち下さいませ。
また、ジャムやその他商品が出回りましたら紹介したいと思います。
takaさん
新井のかんずりは、お鍋に入れたりチゲの隠し味に使ったりしています。私の中では辛味調味料に入ります。こちらも手間と時間のかかったとても大好きな調味料のひとつです。
『からいすけ』は、他の素材を引き立てる辛味調味料の顔ももちながら『ご飯のお供』の顔ももっているため、私は 『ふき味噌』のように、ご飯に載せて食べるのが大好きです。
一般的には、
●炊きたてのご飯の上にのせて
●隠し味として鍋や煮物に
●きゅうりや冷奴に添えて
と言われますが、先日作ったマーボー茄子にちょこっと添えたら絶品でした。もともとマーボー茄子も辛味のある味噌味なので、ぴりりと引き立ったのだと思います。
湯沢の飲食店では、
●からいすけピザ
●からいすけそば
●からいすけマーボー丼
など、いろいろなメニューが出されています。
お好みの食べ方を見つけてくださいね♪
元地元人さん。
コメント、消えてないです。
http://blog.goo.ne.jp/from-yuzawa/e/6ff52bb2bae74b017258e3a8a75bd695
↑こちらの記事に残ってます。
以前岩原で開催された音楽フェスは、POPロケッツだと思います。軽~く、以前と書きましたが、多分20年くらい前。黒いファッションに身を包んだ中~高校生が岩原に突如出現し、当時話題になりました。
山の湯も、人参亭もいいですね。
中里や岩原は現在合宿最盛期で、みなさん頑張っていらっしゃいます。
元地元人さんも、頑張ってくださいね♪
俺は今は福岡に住んでいます^^
このブログを見て湯沢の事を思い出しています。。
俺も同じナグ―なんでヨロシク!!
前にフジロックが岩原で開催された事があった気がしたけど・・あれは違う音楽フェステバルだったのか?
俺の勘違いだったのかなぁ~?
あぁ~久しぶりに「にんじん亭」で飯を食べたいな~
山の湯にも入りたい。。
今は合宿の季節だからー中里とか岩原とか色んなトコでみんな頑張っている姿が目に浮かびます!
めちゃくちゃ懐かしくて・・・涙が出そうです。
はじめて知りました。
いちばん合う食べ方を教えて下さい。
新井の「かんずり」と同じような物かな?!
弥生まんじゅは家の本家です。これからも宜しくお願いたします。
僕はちょっとづつですが、東京のお客様ガイドしながら釣りと農業していますよ。海外のお客様も・・・。
先月はニュージーランド・カナダから来られたお客様のガイドと通訳しました。湯沢を気に入ってくれたようです。僕は大きなことはできないので、できることを少しづつやっていきます。