星を読む会(福井読書感想交換会)

福井市内で開催する読書会にあなたも参加しませんか? 一冊の本についておしゃべりしながらティータイムを楽しむ会です。

平成27年最初の福井読書会(ご案内)

2014-12-01 18:01:51 | ご案内
第八回となります福井読書会のご案内をさせていただきます。
 
平成27年1月28日(水)午後7時から9時までの予定です。

会場はご好意で、CafeラササヤンLa136店をお借りすることができました。
(福井県福井市大願寺2-8-8 La136内) 


課題図書は、坂口安吾『桜の森の満開の下』です。

桜にまつわる有名なネタの原典と思われる短編小説で、今回もインターネットの「青空文庫」などのサイトでも手軽に読める電子書籍推しです。


読書会に参加予定の方は、最近読んだ本や雑誌などで気になったものをお持ちください。


第7回読書会追記

2014-12-01 17:50:50 | 感想文
会員の皆さんが、最近気になった本を持ち寄って紹介しています。

ヒラタさんは、結城紫雄「HANA」、芥川龍之介「鼻」。

ショートフィルムとつながる文学賞「Book Shorts」で、おとぎ話や昔話、民話、小説などをもとに創作したオリジナル・ショートストーリーの中から、ヒラタさんが面白いと思った「HANA」、そして元ネタの「鼻」をご紹介いただきました。
わざわざ印刷して会員皆さんに配布の、至れり尽くせり。

今回、電子書籍をテーマにしたので、ネットでしか読めないものをチョイスした、とのこと。

また、ジェイソン・マーコスキー「本は死なない」をご紹介。
初代キンドル開発者にして、電子書籍の基準を創ったジェイソン・マーコスキー。
電子書籍へのシフトは、読書の世界や出版業界だけでなく、いろんなものが変化すると書いてあるそうで、また読みたい本が増えてしまいました。


クロダさんからは、山本周五郎「青べか物語」。
爆笑問題の太田光が大好きというクロダさん、この本も太田光がすすめていた本との事。

山本周五郎というと時代劇のイメージが強い感じですが、昭和初期の香りが色濃くでている作品も多いそうでおすすめの一冊でした。


カワイさんからは、工藤美代子「なぜノンフィクション作家はお化けが視えるのか」。
ノンフィクション作家の工藤美代子の不可思議な体験をもとに書かれたノンフィクションとのこと。

一番面白かったエピソードとして、工藤さんと旦那さんの体験について語っていただいたのですが、面白そうなので今回本をお借りしてしまいました。
また読む本が・・・


そしてわたくしヤスギは、服部真澄「ディール・メイカー」を紹介しました。
同僚から借りた本なのですが、本の内容より、本の魅力を伝える行為、本を貸すという行為にまつわる、読書好きならではの感覚について少し思うところあって語らせていただきました。
読書会の課題図書も結構悩むんですよ、という自分語りも含めて・・・


今回も面白そうな本がたくさん紹介されました。
皆さんも、琴線に触れる本や読み物を読書会で紹介してみませんか?