「宮代町には市民発の市民参加がない」ということがわかりました。
詳しくは、宮代町市民参加・評価委員会の議事録(令和5年度第1回、令和5年度第2回、メールやり取り)参照ください。
近隣の他市町と比較すると、宮代町の市民参加の制度不備は明らかです。
杉戸町には、みんなでつくるまちづくり支援制度があります。
これは住民団体が自主的・自発的に取組む「公共性・公益性の高い事業」提案を審査して支援金を交付する制度となっています。
白岡市の市民参画条例には、具体的な施策等を市民が提案する方法が明記されています。
----白岡市市民参加条例より抜粋----
(参画と協働のまちづくり市民提案制度)
第5条 年齢満16年以上の市民は、その市民の5人以上の連署をもって、その代表者から市長に対し、参画と協働のまちづくりを推進するための具体的な施策等を提案できるものとする。
2 前項の規定により施策等の提案をしようとする代表者は、その内容、現状の課題、予想される効果等を記載した「参画と協働のまちづくり市民提案書」を提出しなければならない。
3 市長は、前2項の規定により提案された施策等の検討結果及びその理由を当該提案に係る代表者に通知するとともに、公表しなければならない。
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さいたま市は、平成18年10月に「「市民活動の推進」と「市民と行政の協働の促進」に関する指針」を策定し、平成19年4月に「さいたま市市民活動及び協働の推進条例」を制定しています。これを推進する目的で、平成19年から平成21年度の3年間市民提案型協働モデル事業に取り組み、数多くの実施事例を積み上げてきています。
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このような近隣市町の住民との間の基本的人権に関わる機会・平等を早急に確保するため、次の通り請願申し上げたい。
私たちは町民として、地域の発展と町政の改善に寄与したいと考えております。ところが現在の市民参加条例等関連する制度において市民発の市民参加の制度が十分に整っていないため、市民提案制度の創設(市民参加条例の改定)を求めます。以下に、市民提案制度に求める内容を記載致します。
制度の目的:
町民のアイデアや提案を基に、地域課題の解決とまちの魅力向上を目指す制度を創設していただきたい。
提案テーマの自由度:
自由なテーマで提案できるようにしていただきたい。同時に、町の考える課題などを「町の提案テーマ」として設定し、提案イメージを膨らませやすいよう工夫していただきたい。
アイデア段階での提案:
アイデア段階の提案を可能とし、町との相互理解を図りながら具体的な取組内容を作り上げていけるようにしていただきたい。
提案の審査と実施:
提案後は、協議を行い、協議が整ったものについて、例えば「市民参加推進・評価委員会」にて審査を行っていただきたい。
以上の要望項目を十分に検討の上、市民提案制度の創設をお願い致します。現在の市民参加が町主導のテーマに制約されている現状を改善し、町民のアイデア・ノウハウが詰まった提案を審査ならびに実施して頂けるようになることを求めます。
以上
文責:福井 宏(TEL:070-5084-3882)
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