町の行政は、すべての住民に納得して分別の努力を続けてもらうため、ごみ処理計画・実行に関わる次の疑問に明確に答える義務があります。
質問1:
ごみ処理の「リサイクル率を高める」「生ごみの減量化・全量資源化」取り組みは止めるのでしょうか。
ごみ資源化を優先してきたこれまでの取り組みをどうして止めるのでしょうか(なぜ方針転換したのでしょうか)。
方針転換に際して住民の意見・意向はどのような形で収集され、この決定に関与したでしょうか。
宮代町廃棄物処理検討委員会は令和5年度なぜ行われていないのでしょうか。
過去まで経緯を遡り、新設炉建設検討委員会答申以降に継続してきた方針はどうなるのでしょうか。
宮代町一般廃棄物(ごみ)処理基本計画(平成 29 年 4 月)に、
『町は、資源の集団回収及び分別収集、中間処理における資源回収、生ごみ及び剪定枝の堆肥化、焼却灰のセメント原料化等、様々な取り組みを行っており、平成 26年度においてリサイクル率は 42.3%となっています。これは、全国及び埼玉県の実績値に比較して高い値となっています。
これまで行ってきた取り組みを推進するとともに、リサイクル率をさらに高める取り組みを検討する必要があります。』
と明記されています。
第 15回廃棄物処理検討委員会(2022年12月22日)において、「生ごみの減量化・全量資源化」取り組みは継続となっています。
平成 8 年に「新設炉建設検討委員会」を設置し、2年間で60 回に亘り新設炉に係る審議を行い、
1、できる限り燃やさない
2、活かせるものは資源リサイクルする
3、焼却炉は小さく
という循環型社会に歩みだす委員会答申を求めました。
質問2:「久喜市新ごみ処理施設にかかる費用負担等の基本協定書」の内容について、
数多くの疑問があり修正が必要と考えます(後日行政に質しました)。
どうして宮代町の町民にゴミ処理施設をどうするかを諮った計画になっていないのでしょうか。
多額な予算執行を強制する基本協定書のような決定を町民にも諮らず、HPや広報誌に突然公開するだけで既成事実にするのでしょうか。
質問3:生ごみ堆肥化について、
生ごみ堆肥化は誰がいつどのような理由で停止したのですか。
生ごみ堆肥化推進地区の皆様のご理解のもと、現状での(日処理量4トン)生ごみ減容化及びたい肥化事業は平成 34 年度(2023年3月)まで継続すると記されているにも関わらず、実際には平成31年度(2020年3月)で業務終えたのはなぜでしょうか。
久喜宮代衛生組合において久喜宮代の生ごみ堆肥化施設(日処理量 30 トン規模の全量生ごみ減容化処理施設)を検討していますが、なぜ株式会社熊谷清掃社のHDMシステムのみしか検討の対象にしなかったのでしょうか。