斯く語りき

思ったこと、感じたことを書いています。

晴れの日が最悪にならずに済んだのは良かったと思います

2019-11-30 04:30:00 | 社会部
試運転で既に乗り入れを果たしているので全くの初ではありませんが、いよいよ数時間後に迫った旅客運転の初日が迎えられない可能性があっただけに、大事に至らなかったのは不幸中の幸いでした。これが侵入からの大事故になっていたら乗り入れの延期だってあったでしょうから、本当に大事にならなくてよかったと思います。

然し乍ら、また高齢者の運転が絡んでいたことは問題視しなければならないと思います。況してや今回の件はフットブレーキを離してしまったというポカミスですが、踏切で待つ場合はサイドブレーキを引いておくべきだと思うのに、いったいどうして彼女はフットブレーキだけで待っていたのでしょう。

おそらく普段の通り道で、基本的にはフットブレーキだけで止まっていたのでしょう。そんな慢心が咄嗟の出来事に気を取られて足を離してしまったと想像できます。

ただ、その咄嗟の出来事に対しての判断の機敏さが足りないのと、サイドブレーキを引くという行動が即座に浮かばないというのは、やはり衰えていると思わざるを得ません。

運転というものは五感を常に張り巡らせなければならないだけに相当な神経を遣います。たとえ其れが自転車であれ、交通法規と流れ、咄嗟の出来事に対処することを常に頭に入れながら運転するのですから疲れます。否、疲れない方がおかしいんです。

そこから考えれば、彼女も長年の運転歴があったとしても、やはり年齢による衰えは隠せません。確かにオートマチックですからギアの心配はないでしょうが、その慢心が脳の機能を衰えさせてしまう訳です。

もし彼女の車がマニュアル車であったら、果たして70歳まで運転できたでしょうか。おそらく50歳くらいで運転を止めていたのではないでしょうか。

今回の件で如何なる罰と賠償が課せられるか判りませんが、もし彼女が今後も運転を続けたいと切願するのであればオートマチックを禁止してマニュアル車で免許を再取得するべきでしょうね。そこで取得できなければ免許の返上です。それくらいの厳しい現実を知らしめないと他の高齢運転者への戒めになりません😠