by EOS30D 最短撮影距離で撮影
OM ZUIKOレンズはひと通り揃ったので〝もう打ち止めだな~〟と思っていたのですが。。。
最近の撮影テーマの一つに〝集落探訪〟がありますが、集落に飛び込んで、町並みやそこで出会った〝じぃちゃんばぁちゃん〟を撮ろうとすると50mmではどうも突っ込み過ぎ、というか懐に入り過ぎ。かと言って28mmでは被写界深度が深すぎるし、初対面の人に接近戦を仕掛けないと構図が落ち着かない。
相手との間合いを考えると〝だから35mmという焦点距離があるのか~〟と、今ごろになってようやく35mmが使われる意味が分かってきたような気がしています。
OM ZUIKOの35mmには3種類あります。
MC化されたF2とF2.8、非MCのF2.8
F2は明るくていいのですが、樽型収差が激しいとか個体差があるとか言われていて少々微妙!
太陽を入れて撮ることが多いので、MC化されたF2.8をヤフオクで探す事に!
が。。。流通量のなんと少ない事か。しかも一部では銘玉と持てはやされているとか!?
F2や非MCのF2.8は常時数本が出品されているのですが、お目当てのモノはなかなか出ない。
探す事4ヶ月。というか探す事さえ忘れていたある日、偶然覗いたヤフオクでこれが出品されていました。
そしてついに、久々のOM ZUIKOレンズをゲット
さて、写りはと言えば、期待を裏切らない良いレンズ
開放で撮影しているにもかかわらず、適度なコントラストと色乗りの良さ、解像感は満足の一言。値段も1万数千円ですからコストパフォーマンスは言うこと無し
逆に淡い写真を撮ろうとした時には、このレンズでは難しいかも!
また、最大絞りが16というのは物足りない。22までは欲しいところ。
そうは言っても、デジタルEOSに装着すると55mm相当、フィルムでもデジタルでも、いい感じの画角です。
当分は常用レンズとして活躍しそうです
2008年8月購入