震災後のこころのケア ～きらり～

昨日で東日本大震災発生から２年。
犠牲になった方々へ哀悼の意を表します。

2年目を迎えた昨日、きらりは常陸太田市の総合福祉会館で開かれた
市の「震災後のこ ころのケア訪問等事業」
の健康相談会に出張してきました。



市より、住まいを失った方々や環境の変化によるメンタル面での不調を生じている人と
その世帯を対象とした訪問によるメンタルフォローの事業委託を受けています。
今回は、訪問でなく市の施設にブースを頂き
保健師さんの健康相談に連動して面接 相談となりました。



来所された方々は多くなかったのですが
お話を伺った方は前向きに今の生活を送っているということでした。

「くよくよしてばかりでもいらんねえし、良くなってく事を考えているよ。」

この２年間は現実を直視し
目の前の困難を受け入れ
生活の安定に苦労されていたようです。

ここにきてどうにか生活の安定がみえ
これからの生活への自覚を力強く語ってくれました。


今回の相談会では明確な二ーズがあって見えた方々はいなく
（相談の機会に違和感を 覚えている可能性はあります）
こころの健康についての評価表をもとに一緒に確認する機会となりました。

一方、今回の相談会に来所されなかった方がたに
深刻な課題を抱えている可能性があることは
私たちは認識していなければなりません。

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