袋田病院ブログ

茨城県大子町にある精神科・直志会袋田病院のブログです。

袋田病院「アートフェスタ2015」無事に終了しました!

2015年11月17日 18時53分36秒 | アートフェスタ・2015
第2回目になります当法人のイベント 「アートフェスタ2015」を平成27年11月14日(土)~平成27年11月15日(日)の2日間実施しました。 地域の皆様、アート関係者、医療福祉関係者など 沢山の方々にご来場して頂きました! 今回は精神科医療の「歴史」にスポットを当て、様々な作品の展示、パフォーマンスを行いました。 ご来場の皆様がどのように感じて頂いたか、アンケートを読むのが今から楽しみです . . . 本文を読む

管理人Hが見たアートフェスタ 病棟編4・最終回

2015年11月17日 14時32分26秒 | アートフェスタ・2015
以前の院長インタビューより『霊安室をどうしていくかと考えた時、そこにアートの視点をもってくる事で、無難な収め方ができなくなる訳ね。 白い壁・机・花があって、そういう無難な形のが当然楽、誰も文句を言わない。 でもそこにアートをもし導入したら、例えば先日職員から、 「ふさわしくない」 「遺族の人の気分を害さないか」 とか、色々考えが出てきて。 でも色々考える為には、アートというものをツールとして患者さ . . . 本文を読む

隔離室(保護室) アートフェスタ2015・病棟編2

2015年11月17日 09時18分55秒 | アートフェスタ・2015
あなたは何を感じますか? 何を考えますか? 説明プレートの末尾に書かれていました。 考える・・・ わずか2分から3分くらいでしょうか、「独り」で中にいたのは。 圧迫感 閉塞感 とても2分くらいしか居られませんでした。 見学に行かれた方で、此処に入られた方おられたら「何を感じ・考えました」か? 隔離室内部からのフォト。 . . . 本文を読む

精神医療の歴史を振り返り、明日の生き方を問う私たちの二日間 病棟編・1

2015年11月16日 15時38分34秒 | アートフェスタ・2015
精神医療の歴史を振り返り、明日の生き方を問う私たちの二日間。 という病棟入り口の説明書き。 今回のパンフレットにもあるように、冒頭の言葉がメインテーマ。 つまりはこの旧病棟そのものが作品。 看板に「衝撃を受けるかも知れませんが」とあったように、いきなりの拘束帯展示からである。 「患者さん自身の安全確保の為現在も医師の指示の下使用する事もあります」 ガイドしてくれた看護師さんの言葉。 こ . . . 本文を読む

アートフェスタ2015 その3

2015年11月15日 16時41分12秒 | アートフェスタ・2015
13日の金曜日、無論腕力の無い筆者 チェーンソー持つわけもなく ジェイソンじゃないし 13日の午後4時まで此処にいたんですよ  ↓ まあ、いつもの風景 日常って云ってもいいかもしれない で、20時間経過した同じ場所が  ↓ こうなってたんですよ つまりは「非日常的」風景 さらに こちらを設営した方は多分  ↓ おそらくジェイ・・・ フォトだと分かり難いですが 結構ガッチリとした木材を使 . . . 本文を読む

アートフェスタ2015 その2

2015年11月15日 10時20分13秒 | アートフェスタ・2015
アートフェスタ二日目です。 そこで今回ブログではフォトギャラリーのようなものを、と。 あえてフォトに説明や私感は綴りません。 今まさに行くべかなと思ってる方には先入観を与えてしまうし、ネタバレ的でなんだかね、です。 でも「なんだこれ?ん!面白そうだ!」と、思ってしまった方。 その「目」でお確かめに、ってのもありますよね。 今回のメインテーマである「精神科医療の歴史を振り返る・・・」の記事は、後 . . . 本文を読む

アートフェスタ2015 開催! その1

2015年11月14日 16時56分32秒 | アートフェスタ・2015
というか、初日終了。残るは明日!のみ!!ということで取り急ぎ書いてみました。明日は晴れるといいな~。初日の様子は後日更新します。とは言いつつ・・・では、「ここあ」さんの展示より、ほんのサワリ的な・・・ご紹介雰囲気だけでも・・・という名のフォトチャンネル初使用テストです。人に絡みつく雑草そこから見えてくるものとは・・・というような印象でした、僕には。ちなみに「ヒトガタ」に緑色のは・・・食べれるもので . . . 本文を読む

寄り添う事の難しさ  ~輝11月号より・訪問看護部・F~

2015年11月06日 16時43分25秒 | 院内誌 「輝」 より
11月号より 寄り添う事の難しさ  訪問看護を始めて12年、高齢化は着実に進んでいる。 年齢に伴う変化は、ケースを通してやがて訪れる自分の老後を考えさせられる。 その思いは、年齢に比例して増して来た。 できていた事ができなくなる不安。 覚えられた事が覚えられなくなる失望感。 諦める事の多い中でその人らしく、その人の生き方に寄り添う事は、その人の生きて来た人生(歴史)そのものを肯定する事に繋がる。 . . . 本文を読む