袋田病院ブログ

茨城県大子町にある精神科・直志会袋田病院のブログです。

(vol.7)袋田病院アートフェスタ2018レポート【第1会場・院長作品】

2018年10月25日 12時03分10秒 | アートフェスタ・2018
【第1会場・院長作品】








拡大画像は下の画像をクリックでご覧頂けます。
https://drive.google.com/file/d/1Q-cyqfoeDzFX9JbSEldtYvB6mnMP9pXt/view?usp=sharing









以前の院長インタビューより
『霊安室をどうしていくかと考えた時、そこにアートの視点をもってくる事で、無難な収め方ができなくなる。
白い壁・机・花があって、そういう無難な形のが当然楽、誰も文句を言わない。
でもそこにアートをもし導入したら・・・。
アートというものをツールとして患者さんを「おくっていく」とはどういうことなのか・・・。
「おくる」為には生前どうケアしていくか、ケアしてきたか。
その延長に「おくる」ということがある。
だから単にアートするのではない。
どう生前関わるか、関わったか。
死を考えるためには生を考えてなきゃいけない。
精神科病院の中で亡くなっていく、そこを我々はどう関わりケアしていくか、その象徴が霊安室だ、と。』

※こちらの記事は2015アートフェスタのブログ記事に掲載したものですが、インタビュー自体は約6年ほど前のものです。
参考までに今回抜粋要約し再掲載させて頂きました。(ブログ管理人)


※メメント・モリ(羅: memento mori)は、ラテン語で「自分が(いつか)必ず死ぬことを忘れるな」という意味の警句。「死を記憶せよ」などと訳される。芸術作品のモチーフとして広く使われ、「自分が死すべきものである」ということを人々に思い起こさせるために使われ、日本語直訳では「死を思え」、意訳では「死生観」と言える。
–Wikipediaより


―袋田病院Artfesta2018『精神科病院によるアート的社会実践』―
精神科医療の歴史を振り返り、明日の生き方を問う私達の二日間。
開催日・2018年・10月20日〜10月21日


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