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【上映作品】 渡辺謙一監督作品『天皇と軍隊』
【日 時】 11月7日(土)
上映時間 18:30~20:00
哲学カフェ 20:00~21:20
【ゲスト】 渡辺謙一 監督
藤野美都子 氏 (福島県立医大教授)
二瓶由美子 氏(桜の聖母短期大学教授)
【場 所】 フォーラム福島(福島市曽根田町7-8・℡024(533)1717)
公式サイト http://forum-movie.net/fukushima/
【事前申し込み】 不 要
(直接会場にお越し下さい。上映後、そのまま哲学カフェに参加できます。)
【 問い合わせ先】 fukushimacafe@mail.goo.ne.jp
「at Home」deてつがくカフェの興奮冷めやらぬ(報告も書き終わらぬ)間に、なんと立て続けに第8回シネマdeてつがくカフェの開催が決まりました
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今回は渡辺謙一監督作品の「天皇と軍隊」です。
作品内容に関しては、「天皇と軍隊」ホームページより以下の文章を引用させていただきます。
「冷戦期アメリカの庇護のもとで、日本は第二次世界大戦の荒廃から経済的復興を遂げた。
ソ連の崩壊、中国の市場開放、欧州統合とグローバリゼーションの波は、日本の政治に舵を切らせた。
世界の中の日本のプレゼンスを高めるための“国際貢献”である。
日本は矛盾と曖昧さの国であるとよく言う。
憲法一つをとってもその矛盾は見てとれる。
自衛隊の存在と、戦争および軍の保持を禁じた9条。
主権在民と天皇の地位の曖昧さ。
本作はこれら3本の軸と言える、9条、天皇そして軍隊について、天皇の貴重な映像をはじめ世界中から集めたアーカイブと、いまや鬼籍に入った政治家の田英夫や中川昭一など国内外の論客による秘蔵インタビューを交え、日本の戦後史を問い掛ける。
戦後70年の2015年、敗戦後、日本のたどった歴史をあらためて考えさせられる海外発の注目作である」
本作品はフランスに日本の憲法と天皇を紹介する意図で制作されたそうです。
従いまして、日本語を話す人以外の部分は字幕スーパーです。
われわれ世話人は、この作品を事前に拝見させていただきましたが、戦後日本と憲法9条の歴史をとてもわかりやすく描くと同時に、単純な賛成/反対の枠組みで割り切れない「日本人とは何か?」という問いを我々に突きつける映画だという感想を持ちました。
職場でも家庭でも憲法や天皇制について語りにくいという方々には、ぜひ「哲学カフェ」という言葉の自由が開かれた空間で、思いのままに語り、考え合っていただきたいと思います。
なお、本作品上映に当たっては、以下の日程でも渡辺監督のトークショーが予定されています。こちらもぜひ参加されることをお勧めします。
○11/7(土)10:00~上映/11:40~12:30 トーク(対談:木村真三さん)
○11/8(日)10:00~上映/11:40~12:30 トーク
《シネマdeてつがくカフェとは》
シネマde哲学カフェとは、映画作品を参加者たちが鑑賞し、そこから浮かび上がる哲学的なテーマについて哲学的に語り合う場です。
お茶を飲みながら聞いているだけでもけっこうです。
飲まずに聞いているだけでもけっこうです。
通りすがりに一言発して立ち去るのもけっこうです。
わかりきっているようで実はよくわからないことがたくさんあります。
ぜひみんなで額を寄せあい語りあってみましょう。
≪はじめて哲学カフェに参加される方へ≫
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