ストーブリーグとは、
「シーズンオフに行われるプロスポーツ選手の契約更改や移籍の動きなどの話題のこと。名称の由来は、プロ野球のオフシーズンである"ストーブの必要な季節に取り交わされるファンの噂話"からきており、英語では"hot stove league"という。もともとプロ野球のみに用いられる用語だったが、他のスポーツにも波及した」
という意味です。完全な和製英語ではなく、ハーフというところでしょうか。
まだシーズン途中でもあり、夏も来ていないのに シーズンオフの話とは気が早いかもしれませんが、既にドラフト候補のニュースなども出て来ていますよね。
某球団が先日スカウト会議を行ったニュースではドラフト1・2位指名候補として約30人をリストアップしたそうです。
「投手、野手、捕手でいくのか、まだ決まっていない」ということだそうですが、関係者によると1位は投手の可能性が高いという。
ところで、いつも思うのですが「関係者」ってどういう人なのでしょうね。
話を戻して、前回会議からAランクの1位候補は6~7人で人数は変わらずですが、ピッチャーの名簿入れ替えがあったそうです。
野手はチーム事情や主力選手の後継という意味で、左の強打者が候補とのことですが、余剰気味の外野手ということがネックらしいです。
ここで、再び関係者の登場です。
「昨年から打線は苦しんでいますが、バッターは今オフに大物をFA補強するプランがある。ドラフトは先発ピッチャーの補強、育成が急務というのが監督の意見です。これまで先発ピッチャーが頑張ってはいるものの、ベテラン2人や外国人2投手は将来的にはアテになりません。先発の柱になるようなピッチャーが欲しいということです。もちろん、左腕ならなおいいという要望もある。今年のドラフトは良いピッチャーが多いこともあるし、1位指名は投手になる見込みです」
との解説(?)です。
さてさて、私がここで気になったのが「今オフに大物をFA補強するプランがある」というところ。大物って誰だ?と今年の主なFAリストを見ますと・・・ドゥルルルル~ジャーン。
・坂本勇人(読売ジャイアンツ)
・鶴岡一成(阪神タイガース)
・小窪哲也、赤松真人(広島東洋カープ)
・藤井淳志(中日ドラゴンズ)
・石川雄洋(横浜DeNAベイスターズ)
・畠山和洋、飯原誉士(東京ヤクルトスワローズ)
・松田宣浩、吉村裕基(福岡ソフトバンクホークス)
・坂口智隆(オリックスバファローズ)
・大野奨太(北海道日本ハムファイターズ)
・根元俊一(千葉ロッテマリーンズ)
・渡辺直人、脇谷亮太、炭谷銀仁朗(埼玉西武ライオンズ)
・聖沢諒、嶋基宏(東北楽天ゴールデンイーグルス)
ま、坂本選手はないでしょう。大物ってことでは小窪選手もない。
ポジション的、立場的に補強ポイントとしてピッタリ当てはまる選手がいます。
予想するには松田選手(ホークス)が筆頭でしょうね。
ポジション的にも当てはまり、右打ちの強打者という意味でも後任にピッタリ(前任者?はまだ現役ですが)です。
走攻守の三拍子が揃っていて、ガッツあふれるプレースタイルは、チームに新しい風を吹き込む可能性はることでしょうね。
もう1人、畠山選手(スワローズ)。
右の強打者であり、年齢的にも松田選手とそん色はありませんが、ここ三年はファーストしか守っていないため、どうなのでしょう。
しかも、数字的にドーム球場に弱いというのも(ばれちゃった?)。
昨年、キャッチャーをFAで補強しようとして出来なかったチームがあります。
「捕らぬ狸の皮算用」とはならないようにすることが大事ですよね。