プロ野球はオールスターとオリンピックにともない、一時休戦でしたが、いよいよ再開となります。すっかり順位とかを忘れてしまっている状況ですが、セントラル・リーグは確か中日ドラゴンズが優勝候補の一番手だったような・・・。
そのなかで、一部球団の外国人選手が母国へと一時帰国することが発表され、実際に一時帰国した選手もいます。理由としては、新型コロナウイルスの影響で家族が来日できない状況なか、ここまで単身でプレーしてきたこともあり、球団側がオリンピック開催の中断期間を利用して家族と過ごすようにするためだったりします。
いい配慮だと思います。
再開予定の2021年8月13日からの出場に間に合わせるスケジュールとなるはずですので、再来日後の14日間の隔離期間があることなどを考慮すると、帰国は約1週間という短い期間でした。ただ、やはり再来日せずに退団を選んだ選手がでてきているのは、環境的にやむを得ないことなのかもしれません。
ただし、プロ野球はまだ恵まれている方です。
日本を拠点に活動していながら、いまだに再来日することができないほかのスポーツ選手は多く、現状はまだまだ厳しい状況が続いているようです。
サッカーJリーグでは夏の移籍ウインドーが始まりますが、外国人選手についてはオリンピックと無関係の選手に対するビザ発給が非常に厳しいという方針がクラブに伝えられているそうです。特にリーグ降格がかかるクラブにとって、夏の戦力補強は将来の戦略まで関わる問題となります。
現段階では、逆に日本から米国や欧州へ移動することは大きく緩和されつつあります。特に新型コロナウイルスワクチンを接種しており、その証明があれば、入国手続きはスムーズだそうです。いわゆるワクチンパスポートです。よって、現在、欧州を中心に海外で活動する関係者は、「もう通常に戻っている」状態になります。
最近、海外で開催されているスポーツをTVで観ていますと、スタンドには多くのファンが戻り、その多くの方がマスクを着用せずに観戦している姿が目につきます。
一方の日本では、まだ、入場制限をしていたり、マスクを着用し、大声での応援もできない状況です。さらに、東京オリンピックに関しては、ほとんどの競技が無観客で行われる状況です。
今の日本にいる私たちから見れば海外の状況は、「本当に大丈夫?」という心配がありますが、本当の意味で、「本当に大丈夫?」と思われているのは、日本の状況なのではないかと思います。
日本では東京オリンピック開催に際して、海外から多くの選手が来日するため、その対応が必要であり、また、日本国内の状況を見ながらの日本政府の方針があることは理解できます。
でも、一部の海外からの入国者には来日に対する配慮がなされ、入国には特別な手続きが行われていることも現実です。
オリンピックも選手にとっては4年に1度の大舞台であることはよくわかります。ただ、プロ選手にとっては一年一年が勝負でありることも現実なのです。
新型コロナウイルス感染拡大のこの状況からどうやって日常を取り戻していけばいいのか。
日本とは当然すべての状況が違うため、安易に海外と同じにすべきとは思えませんが、一日でも早く日本、そして世界の状況が改善することを願ってやみません。
今日も、私のブログにお越しいただいてありがとうございます。
今日がみなさんにとって、穏やかで優しい一日になりますように。そして、今日みなさんが、ふと笑顔になる瞬間、笑顔で過ごせるときがありますように。
どうぞ、お元気お過ごしください。また、明日、ここで、お会いしましょう。