夏と言えば甲子園。
甲子園で思い出すのが徳島県立池田高校。
甲子園初出場は1971年(昭和46年)夏。
当時、蔦監督が「山あいの子らに一度は大海を見せてやりたい」ということで、願いを叶えることが出来ました。
(失礼かも知れませんが)一見、普通の公立校が1974年(昭和49年)春に甲子園に戻ってきます。
そして、そのとき決勝戦まで勝ち進み、その活躍が全国に感動を呼び起こします。
さわやかイレブン。
そう、その時、野球部員はわずか11人だったのです。
試合を重ねる度にチームが強くなり、決勝戦へ進出。決勝では強豪の報徳学園に敗れましたが、全員野球で全国に感動を与えました(ちなみに、この年に中日ドラゴンズが読売ジャイアンツのV10を阻止して優勝!!)。
その後、金属バット導入にいち早くウェイトトレーニングを導入し、蔦監督本人も「攻めダルマ」と呼ばれるようになった「山びこ打線」と呼ばれる甲子園最強打線(1982年夏の甲子園; 6戦85安打)で優勝し、ここでも甲子園を沸かしました。
さて、新チームとなって11人で臨んでいるK陵中野球部。
メンバーが少ないというのはハンデでも何でもありません。
昨年のR小野中ナインのように一人ひとりの練習密度は高められ、高い目標を持って臨むことで結果を残すことだって可能です。
昨日、練習の様子を少し見ました。
挨拶は元気があって、相変わらず良好です。
ただ、練習中に元気が足りなかったです。
この時期、暑くて苦しい。
でも、流した汗の量だけ上達します。
これからの努力、やる気、精進。
全員で高い目標を持って、臨んで行って欲しいと願います。
K陵中さわやかイレブン。
この名が県下に響くように・・・