5教科中500点満点で400点と360点ではどちらが成績が上か?それはテストの点数だということであれば、400/500点の方が普通に考えれば上でしょう。
でも、例えば4教科が100点満点で残り1教科が0点だったら、評価はどうなるでしょうか? 難しいところですよね。
良いところを褒めて伸ばさなければいけませんが、100点以上はありませんので・・・また、0点と言うことは苦手なのでしょう。これを克服するには、並大抵の努力だけでは伸ばせられませんよね。
さて、今年もプロ野球界から去っていく人がたくさんいます。
中にはドラフト1位で入団したのですあ、プロで花咲くことなく去って行く人もいます。
もちろん、本当に必死で練習して、いつも最初にグラウンドに来て、最後までグラウンドに残って練習していても、結果が出なかった人もいます。
プロ入団前には堂々たる成績で将来性豊かであったとしても、本当にプロの一軍で飯が食える、秀でた才能があったのかどうかです。
プロの世界で通用する選手の力について、こんなことが言われます。
「アマなら、投げて、打って、守って、走って、すべてが80点でもいい。でも、プロの一軍で飯を食うには、どれかひとつが120点でなければならない。逆にひとつが抜きんでていれば、後の要素は60点でも大丈夫なケースもある」
かつて野村克也さんは阪神監督時代にこう言っていました。
「打者なら100m以上の打球が打てる。誰よりも速く走れる。肩が凄く強くて、遠投なら誰にも負けない。投手なら150km/h以上を投げることができる。こうした先天性のある選手を獲得しなければならない。後天的にこうしたことは教えてもできない」
そう、プロの世界では平均的なそこそこの選手よりも、何か一芸に秀でた選手の方が大成しやすいってことなのかも知れません。
つまり、平均点以上でも、すべてが100点満点に届かない選手よりも、1つだけ100点以上であり、他は平均点レベルである方が可能性があるということらしいのです。自分の長所をしっかりと磨いて伸ばしていく。そうすれば他も引っ張られて伸びて行くと言うことなのでしょうね。
ですから、80点×5=400よりも、120+(60×4)=360の方が良いということになります(一概には言えません)。
でも、現実のテストではそうはいきません。
例え1教科が100点満点であったとしても、残りが赤点であったら・・・(@_@。
ただいま、中間テスト実施中。