「地球温暖化は現在予測されているよりも急速に進み、2100年には18世紀後半に始まった産業革命前に比べて6℃~7℃まで上昇するだろう(最悪のパターン)」
こう予測したのは2019年9月17日に発表したフランスの専門研究者グループ。
この発表は2021年に発表されたIPCC(気候変動に関する政府間パネル)第6次評価報告書のベースとして、世界中の気候研究機関が行なっているシミュレーションのうち、最初に発表されたもののひとつ。フランス国立科学研究センター、原子力・代替エネルギー庁、フランス気象局などの専門家およそ100人が参加して算出したもの。
IPCC第5次報告(2012年に行われたシミュレーションをもとに2014年に発表)では、気温上昇は産業革命前に比べて4.8℃とされていたこともあり、「6℃~7℃の上昇」というのはかなり衝撃的でした。
世界的に言われている「1.5℃の気温上昇」というのは、いますぐにCO2削減が始まることを前提にしたもので、2060年までにカーボンオフセットによる相殺が可能となり、温室効果ガスの排出量がどのように変わろうとも、気候システムにより一時的に地球の平均気温は2℃まで上昇するものの、対策次第では2100年には再び1.5℃の上昇点まで戻るとされているものです(たぶん)。
しかも、このシナリオは2100年に年間に100億~150億トンのCO2を大気から取り除く技術があることが前提。
かなり楽観的(でもないでしょうけど)。
欧州で約7万人の方が猛暑で亡くなった2003年。
こう予測したのは2019年9月17日に発表したフランスの専門研究者グループ。
この発表は2021年に発表されたIPCC(気候変動に関する政府間パネル)第6次評価報告書のベースとして、世界中の気候研究機関が行なっているシミュレーションのうち、最初に発表されたもののひとつ。フランス国立科学研究センター、原子力・代替エネルギー庁、フランス気象局などの専門家およそ100人が参加して算出したもの。
IPCC第5次報告(2012年に行われたシミュレーションをもとに2014年に発表)では、気温上昇は産業革命前に比べて4.8℃とされていたこともあり、「6℃~7℃の上昇」というのはかなり衝撃的でした。
世界的に言われている「1.5℃の気温上昇」というのは、いますぐにCO2削減が始まることを前提にしたもので、2060年までにカーボンオフセットによる相殺が可能となり、温室効果ガスの排出量がどのように変わろうとも、気候システムにより一時的に地球の平均気温は2℃まで上昇するものの、対策次第では2100年には再び1.5℃の上昇点まで戻るとされているものです(たぶん)。
しかも、このシナリオは2100年に年間に100億~150億トンのCO2を大気から取り除く技術があることが前提。
かなり楽観的(でもないでしょうけど)。
欧州で約7万人の方が猛暑で亡くなった2003年。
2024年も暑さのなかでオリンピックが開かれています(開会式は雨でしたけど)。
なお、専門家は2050年ころには気温が47℃を超える日が続くと考えているとのこと。
どちらにしても、これからの夏は、「暑い~もっと暑い」のどこかであることは推測できそう。
なお、専門家は2050年ころには気温が47℃を超える日が続くと考えているとのこと。
どちらにしても、これからの夏は、「暑い~もっと暑い」のどこかであることは推測できそう。
ただ、それだけですが、みなさま、どうぞ安全にお過ごしください。
本日も、拙文最後までお読みいただきありがとうございます。
今日という日がみなさまにとって、よい一日になりますように。
また、明日、ここで、お会いしましょう。それではごめんください。
本日も、拙文最後までお読みいただきありがとうございます。
今日という日がみなさまにとって、よい一日になりますように。
また、明日、ここで、お会いしましょう。それではごめんください。