松本市野球場は久しぶりに風もない穏やかな晴天に恵まれたGW最終日は、北信越地区高等学校野球長野県大会の決勝が県内4地区4会場で行われました。
決勝戦前に行われた3位決定戦は、勝って自信を付けて今後に臨みたい池田工業高と控え戦力を見極めたい松商学園高という構図の一戦でした。試合は投手戦というよりも、池田工業高がヒットを良く打つが得点に繋がらないという展開で、松商学園高が少ない得点チャンスを物にして接戦をものにしました。
この一戦は見方はいろいろあると思いますが、相手が控え中心の松商学園高と言えども池田工業高にとっては自信を付けられる内容だったと思います。 夏に向けて目の上のタンコブにならないように、絶対的な勝ち方をするべきだったと思えたのですが。
3位決定戦
池田工業100000010|2
松商学園00001101x|3
決勝は私が3位決定戦で松商学園高で思ったような試合展開を松本第一高が見せてくれました。エースが投げて、打線も松本深志高の繰り出すピッチャーを打ち込んで、相手に付け入るスキを与えない、見せない試合内容でした。県大会で他地区とどのような試合を見せるのかが楽しみです。
逆に松本深志高は心配な感じでした。昨日投げなかったエースはが先発ではなく、途中からのリリーフで打ち込まれていました。県大会というより、夏の選手権予選に向けて、今さら隠す大きな理由も見つかりませんが、よほどの深い戦略でもあるのならいいのですけど。この嫌な感じは県大会で晴らして欲しいと思います。
決勝
松本深志1000000|1
松本第一130023x|9(7回コールド)
再度松本市野球場で試合を観て、判りました。そして、何よりも印象的だったのが池田工業高が楽しそうに野球をやっている姿です。こういう姿って中信地区ではなかなか見られず、前日の南信地区の試合で感じたのは、この楽しく野球をやる姿だったようにも思えます。会社員じゃないのですからね。上司の顔色を気にしながらの仕事だと、プラスアルファの力が出ないのと同じです。結果は上司が責任を取るのですから、社員はやるべきことを確実にやることです。でも、まあ、結果に責任を取らない方も世の中にはいるみたいですけどね。
東信地区 (県営上田野球場)
3位決定戦
野沢北 101000400|6
小諸商業11200032x|9
決勝
上田西 1000600|7
佐久長聖0000000|0(7回コールド)
北信地区 (県営長野球場)
3位決定戦
長野工業100002000|3
須坂 10001004x|6
決勝
長野商業20002006|10
長野日大00010110|3 (8回コールド)
南信地区 (諏訪湖スタジアム)
3位決定戦
岡谷工業0000000|0
東海諏訪040140x|9(7回コールド)
決勝
岡谷南 200010070|10
諏訪清陵001600000|7
これで各地区の順位も決まり、10日に行われる抽選で県大会の組み合わせが決まります。県大会は5月14日から諏訪湖スタジアムと綿半飯田野球場(県営飯田野球場)で開催されますが、私には直接は関係ございません。