野球小僧

日本列島 高校野球の旅 ~東京都編~

春 121回出場 240試合 123勝 116敗 1分 優勝; 5 準優勝; 9 ベスト4; 9 ベスト 8; 14
夏 140回出場 301試合 168勝 132敗 1分 優勝; 7 準優勝; 3 ベスト4; 9 ベスト8; 28

現代日本における47都道府県の1つ。人口は1339万人(2015年2月)で、都道府県の中で最も人口が多い。都庁所在地は新宿区となっていますが、地図では便宜上東京と表されることが多く、実質的な首都機能を有してもいます。
1943年、戦時下において体制を強めるため東京府、東京市が廃止され、東京都制が施行されたのが東京都の始まりです。戦後は徐々に都から特別区へ権限移行が進み、2000年の制度改正により、特別区はようやく基礎的な地方公共団体と位置づけられたが、現在も東京都は東京特別区(23区)に対して、一般的には市が担うような権限の一部(上下水道、消防など)も含めて持っています。

ちなみに、今年は約12年振りにゴジラが来たりて、光線を吐き、街を壊し、総額約60兆円(ニッセイ基礎研究所試算; 物理的な被害約12兆円、経済活動への影響約48兆円)という災害に見舞われています。

日本最大の人口密集地帯であるからして、当然高校数も膨大なものになっており、1974年からは南北分割されている北海道と同じく「東東京」と「西東京」の2つの地域に区分し、それぞれ1枠の代表を決するという形式の予選大会を採用しています。

【勝手に選んだご当地ソング】

♪ 空を飛ぶ 街が飛ぶ
   雲を突きぬけ 星になる
   火を吹いて 闇を裂き
   スーパー・シティーが 舞いあがる
   TOKIO TOKIOがふたりを抱いたまま
   TOKIO TOKIOが空を飛ぶ 
   (「TOKIO」  詞; 糸井重里 / 唄; 沢田研二)

「東京代表」と「優勝候補」が、同異義語で登場することがあり、特に私立高の場合には否応なしに注目を浴びることとなります。
東では近年では帝京高と関東一高のマッチレースの状況になっており、共倒れになった場合に備えて、後ろで修徳高、都立雪谷高、成立高、二松学舎高が狙っている状態です。二松学舎は10回連続で夏の東東京決勝を敗退した事により、「決勝の二松は勝てない」(二松のジンクス)と囁かれていたが、2014年夏に11回目の挑戦で遂に初出場を果たしました。東の特筆する点として、なぜか西に比べてヒール扱いされることがあります。

西は早稲田実業高や日本大学第三高など東京六大学野球や東都大学リーグに参加する有名私立大学の系列高校などもあるため、全国的に名の知られた強豪校が多くレベルが高くなっています。また、この二校の間隙を縫うように日大鶴ヶ丘高や東海大菅生高なども時々顔を出してきます。

野球以外においても、学業の上でも私立>公立の傾向が強い地域であり、歴代の甲子園出場校もほとんどが私立高校で、公立の出場は非常に稀であります。
都立高校は出場するだけでも話題になるものの、過去5度の出場でまだ勝利はありません。

【選抜大会出場回数ランキング】
1 早稲田実高 20回出場 42試合 22勝 19敗 1分 優勝; 1 準優勝; 1 ベスト4; 1 ベスト8; 7

2 日大三高 18回出場 43試合 26勝 17敗 0分 優勝; 1 準優勝; 3 ベスト4; 1 ベスト8; 1
3 帝京高 14回出場 34試合 21勝 13敗 0分 優勝; 1 準優勝; 2 ベスト4; 1 ベスト8; 2
4 国士舘高 8回出場 17試合 9勝 8 敗 0分 ベスト4; 2 ベスト8; 1
5 関東一高 6回出場 14試合 8勝 6敗 0分 準優勝; 1 ベスト4; 1
5 桜美林高 6回出場 9試合 3勝 6敗 0分
7 堀越高 5回出場 13試合 8勝 5敗 0分 準優勝; 1 ベスト4; 1
7 二松学舎大付高 5回出場 9試合 4勝 5敗 0分 準優勝; 1
9 明治高 4回出場 10試合 6勝 4敗 0分 ベスト4; 2 ベスト8; 1
9 慶応二高 4回出場 4試合 0勝 4敗 0分

【選抜大会勝利数ランキング】
1 日大三高 18回出場 43試合 26勝 17敗 0分 優勝; 1 準優勝; 3 ベスト4; 1 ベスト8; 1
2 早稲田実高 20回出場 42試合 22勝 19敗 1分 優勝; 1 準優勝; 1 ベスト4; 1 ベスト8; 7
3 帝京高 14回出場 34試合 21勝 13敗 0分 優勝; 1 準優勝; 2 ベスト4; 1 ベスト8; 2
4 国士舘高 8回出場 17試合 9勝 8 敗 0分 ベスト4; 2 ベスト8; 1
5 関東一高 6回出場 14試合 8勝 6敗 0分 準優勝; 1 ベスト4; 1
5 堀越高 5回出場 13試合 8勝 5敗 0分 準優勝; 1 ベスト4; 1
7 明治高 4回出場 10試合 6勝 4敗 0分 ベスト4; 2 ベスト8; 1
8 岩倉高 1回出場 5試合 5勝 0敗 0分 優勝; 1
9 日大桜丘高 1回出場 4試合 4勝 0敗 0分 優勝; 1 
9 二松学舎大付高 5回出場 9試合 4勝 5敗 0分 準優勝; 1

【選手権大会出場回数ランキング】
1 早稲田実高 29回出場 72試合 43勝 28敗 1分 優勝; 1 準優勝; 2 ベスト4; 3ベスト8; 9

2 日大三高 16回出場 37試合 23勝 14敗 0分 優勝; 2 ベスト8; 5
3 帝京高 12回出場 40試合 30勝 10敗 0分 優勝; 2 ベスト4; 2 ベスト8; 4
4 慶応高 9回出場 15試合 8勝 7敗 0分 優勝; 1 準優勝; 1 ベスト8; 2
5 日大一高 8回出場 12試合 4勝 8敗 0分
6 関東一高 7回出場 18試合 11勝 7敗 0分 ベスト4; 1 ベスト8; 2
7 修徳高 5回出場 11試合 6勝 5敗 0分 ベスト8; 2
7 創価高 5回出場 10試合 5勝 5敗 0分 ベスト8; 1
7 堀越高 5回出場 7試合 2勝 5敗 0分

【選手権大会勝利数ランキング】
1 早稲田実高 29回出場 72試合 43勝 28敗 1分 優勝; 1 準優勝; 2 ベスト4; 3ベスト8; 9

2 帝京高 12回出場 40試合 30勝 10敗 0分 優勝; 2 ベスト4; 2 ベスト8; 4
3 日大三高 16回出場 37試合 23勝 14敗 0分 優勝; 2 ベスト8; 5
4 関東一高 7回出場 18試合 11勝 7敗 0分 ベスト4; 1 ベスト8; 2
5 慶応高 9回出場 15試合 8勝 7敗 0分 優勝; 1 準優勝; 1 ベスト8; 2
5 桜美林高 4回出場 11試合 8勝 3敗 0分 優勝; 1
7 修徳高 5回出場 11試合 6勝 5敗 0分 ベスト8; 2
8 東亜学園高 3回出場 8試合 5勝 3敗 0分 ベスト4; 1
8 創価高 5回出場 10試合 5勝 5敗 0分 ベスト8; 1
10 明治高 3回出場 7試合 4勝 3敗 0分 ベスト4; 1
10 城西高 2回出場 6試合 4勝 2敗 0分 ベスト8; 1
10 日大二高 4回出場 8試合 4勝 4敗 0分 ベスト8; 1
10 日大一高 8回出場 12試合 4勝 8敗 0分

【東京都出身選手で打線を組んでみた】
一番 ⑧ 飯田哲也 (拓大香陵高/ヤクルトスワローズ)
二番 ⑦ 清水隆行 (浦和学院高/読売ジャイアンツほか)
三番 D  榎本喜八 (早稲田実高/毎日オリオンズほか)
四番 ① 王貞治 (早稲田実高/読売ジャイアンツ)
五番 ② 田淵幸一 (法政一高/阪神タイガースほか)
六番 ④ 井口資仁 (国学院久我山高/福岡ダイエーホークスほか)
七番 ⑨ 栗橋茂 (帝京商工高/近鉄バファローズ)
八番 ⑤ 江藤智 (関東高/広島東洋カープほか)
九番 ⑥ 鳥谷敬 (聖望学園高/阪神タイガース)
        ① 杉下茂 (帝京商/中日ドラゴンズほか)

名実ともに豪華メンバーです。なにせ打線がすごい。ホームラン868本を放った世界の王貞治さん(早稲田実高)を筆頭に、ホームラン474本の田淵幸一さん(法政一高)。1970年代にホームランを競った2人は強力です。

また、井口資仁選手(国学院久我山高)、江藤智さん(関東高)も長打力があり、4人合わせて2000本近いホームラン数になります。

榎本喜八さん(早稲田実高)は2314安打を打った打撃名人で初代安打製造機ともいえる選手でした。飯田哲也さん(千葉・拓大紅陵)は守備の名手であり、他にも森本希哲さん(帝京高)もいます。

ピッチャーも215勝を挙げた杉下茂さん(帝京商)を筆頭に、甲子園を沸かした松坂大輔選手(横浜高)、現役メジャーリーガーの岩隈久志選手(堀越高)や元メジャーリーガーの高橋尚成さん(修徳高)、往年の土橋正幸さん(日本橋高)、成田文男さん(修徳高)らの先発陣は質量ともに豊富です。抑えにも武田一浩さん(明大中野高)と佐藤道郎さん(日大三高)が控えています。

コメント一覧

まっくろくろすけ
eco坊主さん、こんばんは。
いやいや、鳥取県の領主、東京都でしょう。まあ、知事の地元Loveはいい勝負でしょうけど。

マイペースの”東京”は以前書いたこともあって、ここはTOKIOです(読まれるとは、ひねりが足りない)。

東京はどうしても、西の方が強いイメージがあります。関東一高や二松学舎大付高、帝京高はいるのですが。

出身者は、もう、ぐうの音も出ないことでしょう。
eco坊主
おはようございます(*Ü*)ノ"☀

やっと出てきましたね~鳥取県のライバル東京都(笑)
平井さんも小池さんに負けないほど鳥取firstですけどね!

ご当地ソングはマイペースの”東京”か沢田研二の”TOKIO”の二つが即思い浮かびTOKIOだなぁ~と思ったらBINGOでした^^v

東西合わせて早稲田実業と日大三高のイメージが強すぎます!帝京はどうしてもその後になっちゃいますね~

打線は途轍もないクリーンアップですね!
そして4人で2000発ですか~

やっぱ我が県のライバルに値するだけのことはあります!(笑)
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