初冬の温かい日差し。
約2時間後には、これからもまだこのメンバーで試合を続けることが出来るのか、今日で終わるのかの運命が決まります。
第31回信濃毎日新聞社旗争奪少年軟式野球大会一回戦。
対戦相手はY形清水。
定刻どおりにプレーボール。
一回表の守備。先頭バッターにヒットを打たれ、これを外野が後逸し、いきなりノーアウト二塁のピンチ。次の送りバントが内野安打になり、一・三塁とピンチは拡がる。次のバッターの時に盗塁で二・三塁。このバッターは内野ゴロとなるが、ミスが出て1点を先制される。さらに二・三塁から外野を抜ける2ベースを打たれ、2点が追加され、1アウト三塁の時に内野ゴロの間に、もう1点追加され、この回4失点。
一回裏の攻撃。1アウト後に内野安打と2つの盗塁で作った、2アウト三塁のチャンス。しかし、次のバッターが打ち取られ、得点ならず。
二回表。2アウトランナー二塁。次のバッターは外野フライだが、これをミス。しかし、二塁ランナーは三塁でストップ。その後、二・三塁となるが、得点を許さずチェンジ。
二回裏の攻撃は三者凡退に終わる。
三回表の守り。1アウト後にヒットを打たれたものの、後続を打ち取り無失点。
三回裏の攻撃。1アウトからフォアボールでランナーが出塁。盗塁と相手のバッテリーエラーでランナーを三塁に進め、ここでタイムリー2ベースが出て1点を返す。さらに内野ゴロでランナーを三塁に進め、次のバッターの当たりは外野へのいい当たりだったが、正面を突くライナーで、この回の反撃は1点止まり。
四回表。先頭バッターにヒットを打たれ、送りバントと内野ゴロで2アウトランナー三塁。次のバッターは内野ゴロに打ち取ったかに見えたが、これが抜けてしまい、1点を追加されてしまう。
四回裏。2アウトからヒットで出塁したが、後続が打ち取られて得点ならず。
五回表の守り。この回も先頭バッターにヒットを打たれるが、盗塁を刺して1アウト。だが、次のバッターに3ベースを打たれ、1アウト三塁のピンチ。次のバッターの内野ゴロで三塁ランナーを三・本間に挟み2アウト。続いてバッターランナーを一・二塁間に挟んでダブルプレーでピンチを切り抜ける。
五回裏の攻撃。先頭が相手のミスで出塁。次のバッターの送りバントが内野安打となり、さらに相手のミスが重なって、ノーアウト一・三塁の反撃のチャンス。次のバッターの時に盗塁を決めて、二・三塁。そして、相手バッテリーエラーで1点を返す。次のバッターはフォアボールで続き、その次のバッターはスリーバントスクイズを仕掛けるが、これがファールになり1アウト二・三塁と場面は変わる。しかし、次のバッターが外野の間を抜ける走者一掃の3ベースを放ち、2点を追加。その差1点。そして、次のバッターがスクイズを決めて、ついに同点とする。その後、ランナーを二塁まで進めたが、逆転出来ず。
六回表の守り。2アウトからランナーを出すが無得点に抑える。
六回裏の攻撃は2アウトからランナーが出たが、無得点に抑えられる。
七回表の守り。1アウト後に外野フライをミスしてランナー一塁。次のバッターが送って2アウト二塁。次のバッターはフォアボールで塁を埋めたが、その次のバッターはヒットを打たれたが、二塁ランナーは三塁止まり。そして、一度マウンド上に集まる内野守備陣。そして、次のバッターは内野ゴロに打ち取りピンチを脱する。
七回裏の攻撃。サヨナラゲームに期待がかかるが、3人で攻撃が終ってしまう。
スコアは5-5のまま、試合は特別延長戦へと突入する。
特別延長八回表。まず、先頭バッターを内野ゴロに打ち取り、三塁ランナーをホームで封殺し1アウト。ダブルプレーを狙って一塁へ送球するが、これをミスして、二塁ランナーが戻り1点勝ち越され、ランナー一・三塁となる。次のバッターの時に盗塁され、ランナー二・三塁と場面が変わる。そして、このバッターをライト前に運ばれ、ライトゴロに仕留めるが、もう1点追加される。2アウトランナー三塁となり、次のバッターを内野ゴロに打ち取ったが、その差2点となる。
特別延長八回裏。先頭バッターが内野ゴロで三塁ランナーがホームでアウト。1アウト満塁となり、次のバッターへの投球が避けた左手に当たったように見られ、一瞬プレーが止まった・・・が、主審の判定はフェアとなり、三塁ランナーがホームでアウトになり、バッターランナーもアウトとなり、一瞬のプレーでゲームセット。
Ｙ形清水４００１０００２｜７
葡萄隊 ００１０４０００｜５（特別延長8回）
判定は判定ですので、結果は受け入れるしかありません。
悔やむとすれば、ただ1つ。この二日間、三試合を通じて、ただ1つだけ。
あまりにもミスが多すぎたこと。
これだけミスの見本市を開催してしまえば、勝てないのは当然のことです。
このミスが、守りのリズムを壊し、打撃のリズムを狂わしていたのではないかと考えられます。
本当に個人個人が出せる力を出し尽くせたのか?
思いっきりプレーして、力を出し切ったうえでのプレーでミスしたのならば仕方ありません。
でも、やっぱり、そうは見えない消極的なプレーでのミス、雑に処理してのミス・・・
だけど、終わってしまった結果は、もう直せません。
そこに繋がった原因は一人ひとりにいろいろあると考えられます。
それを監督、助監督、コーチに指摘され、自分でも気づき、直していかなければ強くなっていきませんから。
だから、ここからすべてをリセット。
もう一度、基本からのスタートです。
