春に百花あり
秋に月あり
夏に涼風あり
冬に雪あり
若し閑事(かんじ)の心頭に挂(かかる)こと無くんば
すなわちこれ人間の好時節
すなわちこれ人間の好時節
中国・南宋時代の臨済宗の僧侶・無門慧開(むもんえかい)さんがまとめた仏教書「無門関(むもんかん)」に記されている詩です。
春は百花爛漫として咲きほこり
秋は月が冴えて美しく
夏は暑いなかに涼しい風が吹き
冬の雪にも風情がある
四季それぞれに趣があっていいこと。だから、つまらぬことにあれこれ思いわずらうことがなかったら、春夏秋冬、いつでも人にとってはいい季節なのだ。
という意味です。
(2023年4月2日)
自然は何の迷いもなく季節それぞれを見せてくれますよね。そういう感じに人も迷いもなく生きていければいいですよね。
でも、人は考えることで人間らしいのでもあるでしょうけど。
本日も、拙文最後までお読みいただきありがとうございます。
皆さまにとって、今日という日が昨日よりも特別ないい日でありますようにお祈りいたしております。
また、明日、ここで、お会いしましょう。それではごめんください。
皆さまにとって、今日という日が昨日よりも特別ないい日でありますようにお祈りいたしております。
また、明日、ここで、お会いしましょう。それではごめんください。