■マスク / 消毒液:感染防止
■トイレットペーパー / ティッシュペーパー:ウワサ
■納豆:免疫力をアップ
■ウェットティッシュ / ハンドソープ / 使い捨て手袋:感染防止
■ガーゼ / ゴムひも:自家製マスク作成
■体温計:体調管理
■ドライイースト / ホットケーキミックス / 小麦粉 / バター:外出自粛
■家庭用バリカン:外出自粛
■Webカメラ / USBマイク / 液晶ディスプレイ:テレワーク
■Nintendo Switch:巣ごもり
■便器:意味不明
2020年はこれら商品が品薄になりましたが、今度は「うがい薬」が店頭から消えてしまったようです。
2020年8月4日、大阪府の吉村洋文知事が、府内の新型コロナウイルス感染患者に「ポビドンヨード入りうがい薬」を使用したところ、唾液からウイルスが検出される人が減ったと発表したことを受けて、またもや日本の風物詩ともいえる「買い占め」が発生してしまいました。
一方で、発表直後からその真偽に対して、「医学的根拠がない」といわれています。
その後、吉村知事は8月5日に、「予防効果があるということは一切ないし、そういうことも言ってない」と釈明していますが・・・。
そもそも、今回の騒動の発端は8月4日に吉村知事と大阪府大阪市の松井一郎市長が共同で記者会見を行ったことです。この会見はTVのワイドショーなどでも中継され、会見でポビドンヨード配合のうがい薬として有名な「イソジン」が(いい意味で)名指しで紹介されたこともあり、「明治うがい薬」を販売する明治ホールディングスの株価が一時高騰しました。
さらに、この直後からドラッグストアなどでポビドンヨードに関する商品は売り切れ状態となり、インターネット上での転売も相次ぎ、フリーマーケットアプリの運営元は違法な出品を削除する方針を表明する騒動になっています。
しかし、このポビドンヨードが配合されているうがい薬は、「第三類医薬品」の取り扱いになるため、許可なく販売すれば薬事法違反になります。違反すれば、懲役もしくは罰金、またはこの両方が科せられることになります。
相変わらずの状況であり、学習機能が働いていないのですが、単純に転売目的で買い占めた人もいると思います。ただ、転売するのが難しい納豆も品薄になったことを考えますと、今の日本では、「これがいい(らしい)」という話を純粋に受け入れてしまうという民族性も持ち合わせているとも思えます。
さてさて、「歴史は繰り返す」と、古代ローマの哲学・歴史家のクルチュウス・ルーフスさんの言葉です。「過去に起こったことは、同じようにして、その後の時代にも繰り返し起こる」という意味です。
ということは、もちろん、次なる品薄となるものも出てくることでしょう。そこで、個人的な無責任な予測です。
■空気清浄機:感染予防に空気清浄機
■扇風機:テレワークで1日中家にいて、エアコンよりも電気代がお得
■なわとび:運動不足解消。他人と会う確率は低く、初期投資も低い
■殺虫剤:日本の各地でカメムシ注意報発令中
■マツタケ:絶滅危惧種
■国民のために働く国会議員:これも絶滅危惧種
新型コロナウイルスによってお亡くなりになった方々のご冥福をお祈りするとともに、罹患された皆様に心よりお見舞い申し上げます。また、日々新型コロナウイルスと戦っている医療関係など、私たちの命と生活を守るために働いてくださっている関係者の方々に、心からの敬意と感謝いたします。
どうか、みなさまとご家族、関係者の方がご健康であっていただければと思っております。1日でも早く流行が終息の方向に向かうことを願っております。
私のブログにお越しいただいてありがとうございます。また、明日、ここで、お会いしましょう。