来年の3月に実施される予定の第三回ワールド・ベースボール・クラシック。
現役も元(?)もいますが出場要請のあった日本人メジャー選手の出場辞退が相次いでいます。
ブルワーズの青木宣親は今季の大リーグでの疲労と左太ももの故障などを考慮して、来季への準備を優先。
レンジャーズのダルビッシュ有とマリナーズの岩隈久志も球団との話し合いの結果、来季への準備を最優先しての不参加。
川崎宗則、イチロー、黒田博樹は来季の所属先が決まっていないこともさることながら、「球団も決まっていない訳だし、決まったときは専念しないといけないから」(川崎)、「第二回大会を終えた時点で三回目の出場は考えられなかった。今日までその気持ちが変わることなく、こういう形になった」(イチロー)、「今季の投球回数や年齢のこともあり、3月に体調をマックスに持って行くのが難しい」とのこと。
青木、ダルビッシュ、岩隈と二年目の大事なシーズンにかける思いはよく判ります。川崎、イチロー、黒田は所属先が決まらず、日の丸を背負うには無理な事情があります。
さらに、前回のWBCの後、体調を崩したり、調子がなかなか上がらずにいた選手も多かったのもうなずけます。
スケジュール的にも2月中旬から合宿に入り、3月19日の決勝まで約1ヶ月も長い期間チームとは別行動しなければならず、直後には開幕試合も迫っています。
これで、来年のWBCには日本国内でプレーする選手でチーム編成されることになりそうです。
でも、やっぱり何だかすっきりしません。
それはそれで面白い選手が選出されるととに、選出された選手も試合出場の機会が多くなる可能性だってあることでしょう。
それだったら、日本の開幕時期も少し考慮してもいいのではないかと考えます。
それと、この辞退の中には日本の選手会の一件も少なからず影響しているのではないでしょうか。
そんなことを勘ぐりたくなります。
また、今回のキューバ戦。
日本シリーズ終了後だといっても、ジャイアンツ、ファイターズの選手が少なかったこと。
いくら若手からの選出のテストの場だといっても・・・スタンドの観客の入りが寂しかったです。
2014年ブラジルワールドカップへ向けてサムライブルー(サッカー日本代表)が盛り上がる中、
2013年ワールド・ベースボール・クラシックへ向けての侍ジャパン(野球日本代表)がどこまで盛り上がるか。
いろんな意味で岐路でもあるでしょうか。
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