新年最初の日本一を決める「ニューイヤー駅伝」が2024年1月1日に群馬県前をスタート-フィニッシュとする7区間(全長100km)のコースで行われました。
お正月の駅伝と言えば、通称「箱根駅伝」が注目ですが、ニューイヤー駅伝は私にとって元日のサッカー天皇杯がなくなってしまってからの一番の楽しみ。
見どころの1つは史上4チーム目となる3連覇を目指したHondaでしたが、トヨタ自動車が4時間49分02秒で8年ぶり4度目の優勝。2区でトップに立つと、以降一度もトップを譲らない圧巻のタスキリレーでした。3連覇を目指したHondaは2位。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/ed/bc0c693365f2488d505192ce2a9d1525.jpg)
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1位:トヨタ自動車 / 4時間49分02秒
2位:Honda / 4時間51分11秒
3位:旭化成 / 4時間51分27秒
4位:黒崎播磨 / 4時間52分40秒
5位:三菱重工 / 4時間53分45秒
6位:Kao / 4時間53分46秒
7位:NTT西日本 / 4時間53分47秒
8位:GMOインターネットグループ / 4時間54分07秒
2位:Honda / 4時間51分11秒
3位:旭化成 / 4時間51分27秒
4位:黒崎播磨 / 4時間52分40秒
5位:三菱重工 / 4時間53分45秒
6位:Kao / 4時間53分46秒
7位:NTT西日本 / 4時間53分47秒
8位:GMOインターネットグループ / 4時間54分07秒
2つめのみどころは、日本トップクラスのランナーが走ること。
10000m日本歴代2位の太田智樹選手(トヨタ自動車)、アジア大会代表の池田耀平選手(Kao)、東京オリンピック・世界陸上オレゴン代表の伊藤達彦選手(Honda)、パリオリンピック代表・小山直城選手(Honda)、日本選手権10000m王者の塩尻和也選手(富士通)、世界陸上オレゴン代表の西山雄介選手(トヨタ自動車)、東京オリンピック代表の服部勇馬選手(トヨタ自動車)スーパールーキー・田澤廉選手(トヨタ自動車)などに、3000m、5000mの日本記録保持し、前;男子マラソン日本記録保持の大迫傑選手(GMOインターネット参画・Nike)のそうそうたる顔ぶれです。
なんだかんだ言っても日本陸上界は実業団というシステムが中心。ニューイヤー駅伝には、旭化成、コニカミノルタ、トヨタ自動車、Honda、富士通、DeNAなど大企業のチームが参加していて、上記のとおり、国際大会代表選手が出場。
出場者の大半は「社員選手(一部は契約社員)」ですが、一般業務はほとんど免除され、競技練習や大会が最優先されるそうです。以前、社会人野球が「セミプロ(アマチュアでありながら技量・収入などの面で本職に近いこと。半ば職業化しているアマチュア)」と呼ばれたようなもの。
一般社員と同じように給料が支払われ(活躍に応じたボーナスがでる企業もある)、現役引退したあとも社業に集中することができるのです。
一般社員と同じように給料が支払われ(活躍に応じたボーナスがでる企業もある)、現役引退したあとも社業に集中することができるのです。
まあ、私の場合も休憩の合間に仕事をしている「逆セミプロ」みたいなものですけど。
一方で企業には所属しない「プロランナー」もいます。
一方で企業には所属しない「プロランナー」もいます。
ニューイヤー駅伝に出場した大迫傑選手(Nike)や、3代目山の神・神野大地選手(セルソース )、走る公務員と呼ばれた川内優輝選手(あいおいニッセイ同和損保)などがいます。
活動するために企業とスポンサー契約を結び、スポーツメーカーと契約できれば、シューズやウエアの提供を受けられます。
また、レースで賞金や出場料を稼ぐこと。「東京マラソン」の賞金は、
1位:11,000,000円
2位:4,000,000円
3位:2,000,000円
4位:1,000,000円
5位:750,000円
6位:500,000円
7位:400,000円
8位:300,000円
9位:200,000円
10位:100,000円
2位:4,000,000円
3位:2,000,000円
4位:1,000,000円
5位:750,000円
6位:500,000円
7位:400,000円
8位:300,000円
9位:200,000円
10位:100,000円
となっています。
さらに記録ボーナスもあり、世界記録がでれば3000万円、日本記録は500万円、大会記録は300万円。同じように賞金の出るレースは世界中にたくさんあります。
また、一部のトップランナーであれば出場料も獲得でき、世界トップクラスは、メジャー大会と複数年で数千万単位の契約だそうです。日本国内の主要レースでも、大会主催者側がトップ選手にボーナスや出場料を支給しているようで、日本人選手では数百万円が相場らしいです。
日本で人気の駅伝は区間約10km~約20km。マラソンは42.195km。
駅伝人気もいいと思うのですが、日本のマラソンが世界の表舞台に登場しなくなったのは、長距離走(5km~10km)とハーフマラソン(21.0975km )くらいの距離に特化した選手が多くなってしまったからかも知れません。
本日も、拙文最後までお読みいただきありがとうございます。
今日という日がみなさまにとって、よい一日になりますように。
また、明日、ここで、お会いしましょう。それではごめんください。
今日という日がみなさまにとって、よい一日になりますように。
また、明日、ここで、お会いしましょう。それではごめんください。